独女通信は、20歳以上の独身女性の本音を扱うコラムです。「独女」といわれる彼女たちの恋愛や結婚、仕事や将来について、ホンネのコラムを配信しています。

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モンスターに出会ってしまったら?

モンスター親が社会問題化している。
「学校の窓ガラスを割ったのは、校庭に石が落ちていたのが悪い」
「けがをした自分の子を、なぜ、あんなヤブ医師に連れて行ったのか」
「学校へ苦情を言いに来たが、会社を休んで来たのだから休業補償を出せ」
これらは実際に学校に寄せられた保護者からの苦情の一部(小野田正利著「悲鳴をあげる学校」より)だが、子どもが窓ガラスを割ったなら、苦情ではなく、「申し訳ありません」と親は頭を下げる、けがをした子供を医師に連れていってもらったならお礼を言うのが常識だと思うのだが、モンスター親に常識は通用しないようだ。

自分さえよければいいから社会のルールは無視、都合が悪いことはすべて他人のせいにする。モンスターおばさん、モンスター老人、モンスターは学校だけではなく、今やいたる場所に生息している。

先日、実際にモンスターと出くわし、うまく対応をした山本さんの話を聞いた。

公園には「犬の放し飼い禁止」と書かれた看板が立ち並んでいるにも関わらず、子犬をノーリードで遊ばせていた中高年の女性がいた。それを見た初老の男性が「ここは犬の放し飼いは禁止ですから」と女性に注意をしたところ、「うちのマルちゃんは小さいし、おとなしいから大丈夫」と、的外れな対応で男性の注意を跳ねのけた。
そこで男性は公園横の交番に行き、マナーを守らない女性のことを訴えた。

しばらくして警察官が公園に来て「ここは犬の放し飼いは禁止ですから」と犬にリードをつけることを女性に促した。するとその女性は「公園に来るような暇があるなら、凶悪犯罪を取り締まる仕事をしたらどうなの!」と警察官に食ってかかったという。

その夜のこと、女性はペットと夫を同行し、交番にやってきた。昼間公園で自分が注意をされたことがどうしても納得ができないと訴える。
そのうえ今度は夫婦で、「どうしてうちのマルちゃんを公園で放し飼いにしてはいけないのか」とその場にいた警察官に詰め寄った。
「規則ですから」といくら言っても聞く耳を持たない。困り果てた警察官が、地域の防犯推進委員で、危機管理の仕事をしている山本さんに連絡をして交番まで来てもらった。

交番に駆け付けた山本さんは、事情は警察官から聞いていたにも関わらず、まず女性に何があったのだと聞いた。
「うんうん」「なるほど」「そうですか」
山本さんは大きく頷きながら女性の話に真剣に耳を傾けた後、
「確かにお宅のマルちゃんは本当にかわいい犬ですね」
と子犬に向かってにっこりほほ笑んだ。

「でもこんなかわいいマルちゃんを放し飼いにすると、この公園に犬を連れて訪れる人たちが次々と犬を放し飼いにするかもしれません。もしマルちゃんより大きな犬が放し飼いにされたら、お宅のマルちゃんに危害を加えるかもしれませんよ」
「まあそんなことが起きたら困るわ」
「そうでしょ。可愛いマルちゃんが怪我でもしたら大変じゃないですか。この公園では放し飼いはやめましょうね」

女性は納得して「初めからこんなふうに分かりやすく説明をしてくれればよかったのに」と警察官に毒づきペットを抱いて夫婦で帰っていったそうだ。

自分の非は認めない。注意をすると逆上する。これらはモンスターの特徴だが、東京都教育委員会が作成したモンスター親への対応マニュアルによると、
「相手の気持ちを聞きとる姿勢が大切」
「うまく相槌を入れるなど共感しながら聞く」
「最初のやりとりが肝心」とある。
 
できればモンスターには関わらないようにしたい。でももし関わってしまったら、まずは相手の話をよく聞く。相手の話を充分に聞いて、相手を逆に思いやりながら、相手の心の機微をつかむ。多大な労力と時間は要するが、相手を思いやることができなければ、モンスターでなくても、人の心をつかむことはできない。(オフィスエムツー/佐枝せつこ)

・参考文献「となりのクレーマー」関根眞一 著(中公新書ラクレ)

この記事の執筆者

佐枝せつこ

佐枝せつこ

テレビ局勤務を経て小説を書き始める。著書に第24回横溝正史ミステリー大賞最終候補作「ベッド・イズ・バッド」「家内安全」「光冠」ほか。2007年より「独女通信」の執筆陣に参加。「婦人公論」に母親たちの極寒婚活模様が掲載。婚活、介護、婚外、恋愛など女性の様々な生き方をテーマに執筆活動を展開中。
オフィス saeda 公式サイト




独女たちがプチ農業にハマる本当の理由とは?

耕し、種を蒔き、手間と時間をかけて育つ姿は、どこか恋愛と似ている自然志向の高まりや、安全な食生活への関心から、見直されている農業。田んぼを借りての週末農業、都心の屋上で借りられる菜園や、“農ギャル”が話題になるなど、一般の女性たちの関心も高い。今どきのギャルにとっては野菜やお米が育つ過程は新鮮かもしれないが、アラサー・アラフォー独女にも共通するハマる要因は、やはり「収穫し、食する楽しさ」だろうか?

実家暮らしの恵子さん(36歳)は、近所で借りた畑でまさに「家庭」菜園をして数年目。週末には親子で畑仕事に精を出す。「芽が出るまでの間も楽しいので、うちは苗でなく種から育てています。だんだん成長していくと、野菜が可愛く見えてくるんですよね」と笑う。食卓には1年を通し旬の野菜が並ぶ。「特にトマトは、みずみずしさがぜんぜん違います。無農薬だから虫が喰っているところもありますが、捨てるのはそこだけ。せっかく育ったんだから、無駄なく使いきってあげなきゃ」。収穫時期には毎日キュウリとトマト、ということもあるが、そこは料理法のバリエーションで乗り切る。ラタトゥイユは恵子さんの担当。トマトの湯むきから始め、ちょっと手をかけるのもまた楽しいそうだ。

庭付きの賃貸物件への引っ越しがきっかけで家庭菜園にハマり出したのは、一人暮らしの浩美さん(35歳)。長靴とシャベルを揃え、土を耕すことからスタート。「土づくりでひと汗かくだけで、なんだか充実感も伴いますね」。手始めに植えたのはバジルやシソ、ナス、ゴーヤの苗。「収穫した素材を使うと料理もよりおいしく感じるから不思議ですね」。

ベランダ園芸歴の長い香苗さん(37歳)は、今年は野菜にチャレンジ。野菜初心者なので、すでにいくつか青い実のついているミニトマトと、立派なズッキーニが1本なっている鉢植えから始めることにした。「熟したミニトマトを口に入れたとたん、皮のはじけ方とジューシーさが全然違うのにびっくりしました!」。

しかし、自然相手には失敗もつきもの。香苗さんは、次の収穫を楽しみに待ったが、ミニトマトの実はなかなか大きくならず、しかも色付くのを待っているうちに皮にひび割れが。ズッキーニの2本目はとうとうできなかった。浩美さんのゴーヤは、実の成長を待っているうちに黄色くなってしまった。だが、こうした失敗には、かならず原因がある。香苗さんは、ズッキーニの受粉は虫がしてくれるのではと期待したが、本来は雌花と雄花を人が受粉させてあげなければならなかった。トマトのひび割れは、日々の水やりの量のばらつきのため。ゴーヤは、品種に応じて実の大きさがさまざまなので、品種ごとの収穫サイズを知っておくことが大事らしい。

本格派の恵子さんの畑でも、去年初挑戦したイタリアントマトはうまくいかなかったそうだ。「品種によっては、そこの土と合わないものもあるらしいんですよね」。今度は土と肥料、品種についてもっと勉強して再チャレンジを試みるという。

そのように失敗から学ぶことも多いが、初心者はまず、育てやすい野菜(オクラ、小松菜、ラディッシュ、ジャガイモ、ゴーヤ、ミニトマトなど)から始めればハードルを下げられる。また、日なたを好む野菜と、半日陰や日陰を好む野菜を知っていれば、自分のベランダや畑の環境に適した種類を育てることができる。中級テクニックとしては、相互に作用し合いよく育つ相性のいい野菜(ネギ科とウリ科またはナス科)を一緒に植えて、収穫率を上げることなども可能だ。いろいろ調べ、「次の季節は何を植えようか」と先のことを考えるだけでも楽しいのが、プチ農業の醍醐味でもあるだろう。

耕し、種を蒔き、手間と時間をかけて育つのを見守っていく……だが実りと出来は時期が来るまでわからない。そうした過程は、どこか恋愛とも似ている。大変でも、野菜を育むことで癒しや喜び、充実感が得られるのは、だからかもしれない!? 次は、ぜひとも恋愛にその経験を生かしてみては?(オフィスエムツー/オオノマキ)

この記事の執筆者

オオノマキ

オオノマキ

一人より二人、そして……と、とある現場で知り合ったフリーランスのライター仲間に声をかけ、ときに協同して仕事をするため誕生したユニットライター「オオノマキ」。健康、旅、科学、歴史、映画、演劇、街ネタ、文化……興味ある事柄をさまざまな視点からながめ、刺激しあいながら執筆しています。




[第3回]オトコのホンネ座談会 “独女と合コン・言いたい放題”vol.2

女性に対する男性目線をぶっちゃければ、それは独女達にとっても参考になるはず――として企画された「オトコのホンネ座談会」。前回の座談会では、メンバーが先月行ったという独女達との合コン内容を語り尽くして貰った。

出会いの場を活かせずに悩む独女達にとっては、最もポピュラーな“合コン”から、普段は建前に隠されたオトコ側のホンネを知って貰えたはずだ。しかし、合コン後のぶっちゃけトークはまだ続く。

続編となる今回は、その合コンで相手全員に名刺を配っていた影山氏の元に返信されてきた独女達からのメールを大公開!!些かデリカシーレスではあるものの、この“素材”を活かさない手はなく、さっそく参加したアラサーの座談会メンバー全員で共有してもらいつつ、メールの感想を語って貰った。

もちろん、貰ったメールの印象は、仮に全く同じ文面であったとしても、飲み会中の印象によっても違うだろう。メンバーには、(多少なりとも、彼女達の顔が浮かんだとしても)純粋なメールの文面のみに対して批評して貰うようお願いしている。また、以下のメールは、女性陣4人から、メールが届いた順に掲載している。

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「ルールズ」が独女に与える影響

気になる彼へ一生懸命に連絡をしている時には反応が薄いのに、こちらからのアクションをピタリと止めた途端に、彼からアプローチされるようになったなど、男性の行動に疑問を抱いた経験をお持ちの独女も少なくないだろう。女性の心も移り変わりが早いと言うが、男性の行動も結構読めないものだ。

男性にはもともと狩猟本能によって、女性を追いかける習性がある。その心理を巧みに突いて法則化した「THE RULES(ルールズ)」は、発売以来、男性を射止めたいアメリカ人女性たちにたちまち支持され、各国で翻訳されると、世界中の恋に悩む女性達の力強い味方となっている。

そんな「ルールズ」にもオンライン版が存在しているのはご存じだろうか。ルールズでは、実際のデートで活用して幸せになる法則が紹介されているのに対して、「ルールズ オンライン・デート編」では、インターネット上での出会いの場で、ルールズを応用することで、幸せになることを目的としている。

オンラインで婚活する女性が増えた昨今では、このルールズは便利なツールとして、結婚をしたい女性達の味方になることができるのだろうか。実際に、オンライン版ルールズを試してみたことがある女性たちに話を聞くことができた。

インターネット上での出会いで、「特別な女性」でいるために、「登録内容は簡潔に」「返信するのは24時間たってから」「週末・祭日はメールを送らない」が鉄則のオンライン版ルールズ。いかにも怪しい雰囲気を醸し出ているのだが、それが「大正解」だと言うのは、手足がスラリと長い容姿端麗の敦子さん(33歳)。彼女はルールズを心酔するルールズ・ガールのひとり。

・ミステリアスな女性であれ!
結婚を匂わした途端に、男性に逃げられてしまった悲しい経験があるという敦子さんは、「ルールズにあるように、彼とデートしていない時には、自分の時間を楽しむことに集中していました。まるで彼がいなくても平気とばかりに、私からは、彼に一切連絡をしませんでした。そうしたら、デート5回目でプロポーズされました(笑)」とのこと。現在その彼と婚約中だという敦子さんだけに、説得力がある。「手に入りそうで入らない」、「何を考えているのか気持ちがわからない」など、いつの時代にも男心を翻弄する女性の“ミステリアス”な部分は、男性を夢中にさせているようだ。

・あなたに興味のない男性は、追いかけるな!
また、ルールズを実践することで大切なことも学べるというのが博美さん(37歳)。
「相手からのメールを24時間経ってから返すようにしていると、自然と私に本気じゃないなと思う相手はいなくなりました。気軽な遊び相手を探している男性は、焦らすとほかの女性に逃げていきますね」とコメント。オンラインともなれば、相手の男性の本気度を量るのは至難の業だが、本気ではない相手と時間を無駄にするのは論外である。だからこそ、ふるいをかけるという意味で、気楽にルールズのエッセンスを取り入れてみるといいのだろう。

・心に余裕を持て!
結婚紹介サイトである「youbride」で現在も実際に活動を続けているオンライン婚活中の玲子さん(29歳)は、ルールズを実践することで、自分自身を成長させるきっかけとなったようだ。「日本男性ってシャイな人が多いので、不安な持ちを抑えられずに、彼を束縛しようとしてしまいつい感情的になってしまうことが多かったのかもしれない」と、過去の自分を振り返りながらコメントしてくれた。

感情を抑えるのは大変難しいが、そもそも男性にそこまでのめり込まずに自分の時間を謳歌していれば、彼に対しての独占欲とは無縁の女性でいられるのだろう。

また男性の友人2名に「返信するのは24時間たってから」というルールズについてどう思うかを聞いてみたところ、「メールの返信を待っている間はドキドキして気持ちが盛り上がる(33歳」」という回答がもらえた。逆に「すぐに返信がないと脈がないと思ってしまう(29歳)」と、意見は分かれたがすぐに引いてしまう男性なら今後も進展が見込めない可能性も否定できない。登録をしたら沢山の男性と知り合うチャンスがあるオンライン婚活であれば、ここで男性の本気度を推し量ってみるのもひとつの手なのかもしれない。

男性の本気度を確かるチャンスと、自分自身の成長にも繋がるルールズ・メソッドなら、気軽にトライしてみる価値はありそうだ。「男性の気持ちが読めない」と、悩みに明け暮れている時間があれば、早速オンライン婚活サイト「youbride」でルールズ・メソッドをトライしてみてはいかがだろうか。あなたの未来が、明るいバラ色になることを願っている。

なぜ女性は30代になるとお酒が好きになるのか?

仕事のストレス、子育てなどさまざまな要因が30代女性を飲酒に走らせる先日30代女性の友人数人でランチをしたときのこと。
料理を注文する際、参加者の一人である朋子さん(34歳・独女)がウエイターにこんなオーダーをした。
「あの、私ビールください」
他の参加者たちは昼間からビールを飲むことなど考えていなかったので、当然「え?朋子飲むの?」というリアクション。しかし、その中の1人も、
「私も飲んじゃおっかな~。じゃあビール追加で!」
と、サツキさんに同意すると「じゃあ私も!」「私もビール!」と、結局酒が飲めない筆者以外は皆ビールを注文することになったのである。みんな昔からそんなにお酒が好きだったっけ? 

聞くと「昔は習慣的にお酒を飲むことはなかったけど、30歳すぎたあたりから晩酌が欠かせなくなった」という。特に最初にビールを注文した朋子さんは現在仕事をしておらず家にいる生活のため「朝起きてシャワー浴びたらとりあえずビールを飲むのが習慣。もちろん夜も飲む」というほど、生活にお酒が欠かせなくなっているというのである。

「お酒を飲み始めたのは、仕事のストレスが大きいです。若い頃は勢いでなんとなく乗り切れたけど、30過ぎて急に疲れを感じてしまった気がする。当時は仕事終わって帰宅し、『今日も一日頑張った!』というご褒美感覚で毎日飲んでいました。で、今は仕事辞めたけど、その習慣がそのまま残ってしまっている上に、昼もつい飲んでしまうという感じ。今じゃお酒がない生活は考えられない」(朋子さん) 

一方ランチに同席してビールを注文した友人の1人、順子さん(既婚・33歳)の場合は、「結婚をキッカケに飲み始め、出産して落ち着いたらまた酒の量が増えた」と語る。
「もともとお酒は好きだったけど、結婚するまで晩酌の習慣なんてなかった。でも旦那が晩酌するので、じゃあ私も……という感じでついつい」
その後順子さんは妊娠したため、母体の影響を考慮してお酒はきっぱりやめたそう(ノンアルコールビールは飲んでいたそうだが)。しかし出産して子供の母乳が終わったため、またお酒を飲み始めたという。
「特に子供が寝ると『やっと私の自由時間だわ!』という開放感でまた酒量が増えましたね。良くないなあとは思っているんですけど……」(順子さん)

厚生労働省が平成20年に発表した「国民健康・栄養調査結果」によると、飲酒習慣のある者(週に3日以上飲酒し、飲酒日1日あたり1合以上を飲酒)の割合は、20代女性だと4.3%だが、30代になると10.3%と倍以上に急増するという。やはり女性の飲酒において30代というのはひとつのキーワードになっているのは間違いないのだろう。やはりその背景にあるのは朋子さんような仕事のストレスや、順子さんのような育児疲れなど、30代女性におけるさまざまな要因が飲酒に走らせてしまうのではないだろうか。

ところで今年5月に厚生労働省が発表した「30代を中心とする若い女性のアルコール依存症患者が増加傾向」というデータをご存じだろうか。なんと女性のアルコール依存症新規患者が10年間で約5割も増えたというのである。

「社団法人アルコール健康医学協会」によると、女性は男性に比べて少ない飲酒量なのに男性の約半分の期間でアルコール依存症になってしまうとのこと。その理由としてはまず、女性は男性に比べると体が小さいため、肝臓も小さいこと。そして体脂肪が男性よりも多いため体中の水分が少なく、お酒を飲んだときの血中アルコール濃度が男性よりも高くってしまうこと。さらに女性ホルモンがアルコールの分解を抑えてしまうことなどが挙げられている。つまりアルコールのリスクは男性よりも女性のほうがずっと高いのだ。

日常的に飲酒の習慣がある女性はこのことを知っておいたほうがいいだろう。そして、ちょっとでも自覚症状があったり、心配なことがあったら、自己判断をせずにすぐに専門家へ相談をすることをおすすめしたい。

この記事の執筆者

橋口まどか

橋口まどか

体を張った体験取材が得意。ここ2年で6キロ太り、ますます女子力に磨きがかからない。取材でモテる女性の秘訣を探ることはや5年。知り合う男性にもつい取材モードで話を聞き、気がつけば自分の恋愛のタイミングをすっかり失っている。近年はサッカー観戦にハマるが、活躍する選手のほとんどが年下なことにショックをうける。




家に帰ったらダメ人間化!? 人には見せられない私の姿

自宅での姿は到底見せられない、という独女たちも少なくない綾瀬はるか主演のドラマ『ホタルノヒカリ2』。主人公の雨宮蛍は、バリバリのキャリアウーマンだが、夜は自宅でのんびり過ごすのが大好き。仕事が大好きで目標のためならどんな苦労も惜しまないが、自宅での生活はヒドイもので食事をしてもテーブルを片付けない、部屋にごみが散乱、眠くなったら新聞紙を掛けて寝る……などのほか部屋着はジャージ&ヨレヨレのTシャツで、髪は邪魔にならないよう前髪をチョンマゲにしているという有様だ。しかも、同居するカレがいるというのに生活スタイルは変わらない……。ドラマでは彼女のような人を、女として枯れているということで“干物女”と呼んでいるのだ。

しかし、実は独女の間では主人公の蛍の行動に“あるある”と大きくうなずいてしまう女性が多いというウワサだ。

ドラマ『ホタルノヒカリ2』を毎週欠かさず観ているという由希子さん(32歳)は、「まるで私の生活をドラマ化しているかのよう!」と目をキラキラさせて言う。「ドラマのようにステキな縁側はないですが、ベランダが私の特等席です。ちなみに、私の干物エピソードは、夜のゴミ出しはノーメイク&ノーブラでいっちゃうことですかね。まあ夜中のことが多いので、まず誰も見てないし。まあいいか! っていうノリで(笑)」。

しかし、油断大敵!! 壁に耳あり、障子に目ありというし、どこかで誰かに見られている可能性はなきにしもあらず……だが。というわけで、他にも独女のみなさんから干物女エピソードを聞いてみたので一斉に紹介したい。

●中学時代のジャージとボロボロのTシャツを部屋着にしています。秋の衣替えで毎年“今年こそ、捨てよう”と思うのですが、肌触りがいいし愛着があるので“やっぱり次の夏まで考えよう”ってタンスにしまっちゃうんです。その姿はとてもよその人には見せられません!(真美子さん/34歳)

●普段は立ち仕事なので家に帰ったらほとんどゴロゴロ寝ています。起きるのが面倒で寝たまま部屋を移動したり、足でテレビのリモコンを変えることもあります(笑)。だけど実はこれがふだん動かさない背中の筋肉を使っていたり、足指のストレッチになっていいってことがわかったんですよね。行儀が悪いのはわかってます……。でも、ストレッチにもなってるんですよね(幸子さん/36歳)

●部屋は8.5畳あるんですけど、片付けるのが苦手なので半分はモノに占領されています。特に本がいっぱいあって、気がついたら平積みになっちゃってる。だから彼はもちろん、友人も家に呼べません。姉がたまに来ますけど「ココはオタクの部屋だよね!」って呆れられています。本棚とかタンスとか大きな収納家具を買えばいいんですけど、部屋の寸法をはかるのが面倒くさくて。(利香さん/37歳)

●休日は一歩も家から出ないことが多いです。そういうときは頭がボーッとしていて、身だしなみに手を抜きがち。気がついたら口の周りにヒゲが生えてたり、手足の指のムダ毛の処理を忘れてしまいます! 最近気がついたんですけど、ムダ毛が年々濃く、太くなってるんですよ。ちなみに口の端に生える太い毛を“どじょう”、下唇の際に生える毛を“キヨシロー”、モミアゲの下に生えてくるのを“あぶさん”と呼んでいます。(蘭子さん/32歳)

●下着はみんな手洗いしているらしいんですけど、私は面倒くさいので専用のネットに入れて洗濯機で洗っています。お陰で私が持っているブラのワイヤーは凸凹が激しい!(のぞみさん/29歳)

●オープントゥのパンプスを買い、真っ赤なペディキュアを塗ってみましたが……ここ1ヶ月塗り直してません。暑くって足の爪なんかかまっていられないです。(美咲さん/28歳)

●暑くて掃除をするのがとても億劫。特にモノを動かしてまで掃除機をかける気がしないから。障害物はどかさずよける! これが鉄則です。(はるみさん/31歳)

ここまで読んで、もしかしたら「ありえない!」と引いてしまう人もいるかもしれないが、それでもエピソードを紹介した本人にとっては、これが至福の時なのだ。もし万が一、これらのような独女の一面を発見しても温かく見守って欲しい!

この記事の執筆者

パンチ広沢

パンチ広沢

1974年生まれ、乙女座、B型。名前からゴツイ男だと連想されるが、実は中肉中背でいわゆる“フツー”の女性フリーライター。名付けられて15年以上経つが、思いのほか名前に興味を持たれるので引くに引けないのが悩み。AKB48とグルメが得意ジャンル。とくに野菜が好きでジュニア野菜ソムリエを取得。
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顔のいい男を「かっこいい」と褒めるのは逆効果?

オトコはみんな勘違いする生き物。少し誉めれば効果は絶大であることも間違いない事実小柄で童顔の朋子さん(35歳)にはちょっぴり気になる男性がいたが、たった一度のデートで「こりゃダメだ!」と彼を見限った。理由は、彼が朋子さんの顔を見つめながら「かわいいよね」と何度も繰り返したこと。「私の顔が好きな男は、大抵ロリコンの気がある。私、中身は姉御肌だから絶対に彼らとは合わないんですよ」。
容姿を褒められて嬉しいと思わない人は、少数派だがたしかに存在する。男性も然りだ。

いわゆるソース顔系イケメンのトシオさん(38歳)は、その派手な顔立ちゆえ、「女遊びが激しい」と思われがち。そんな彼にとって「かっこいい」は褒め言葉ではないそうだ。
「人見知りをしないタイプなので、女友達は多いですね。でも彼女たちは本当に“友達”。それを周囲にわかってもらえず、好きな女の子を誘っても『かっこいいから、他にも遊ぶ人がいるんでしょ』と本気にされないことが多いです。合コンに参加すると『かっこいい』と言ってもらえることもありますが、軽い男と見なされ、メールの返信すら来ないことも…」

トシオさんは第一印象とは反対に、彼女一筋の真面目なタイプ。「かっこいい」よりも「根はまじめだよね」と言われる方がずっと心に響くそうだ。

「外見だけで判断されることが多いから、長所を見つけてもらうと、この子はオレのことをわかってくれてるって思っちゃいます」。

爽やかなルックスで、中学時代はファンクラブもあったというケイスケさん(25歳)。誰が見てもイケメンな彼にとって「かっこいい」の褒め言葉は挨拶と同義である。

「嬉しくないわけではないけど、小さい頃から言われ続けているので、またかという感じ。ボクは酔うと方言がでるのですが、『方言で話すほうがキャラに合っててイイ』と女性に言われて、その一言で意識してしまったことがありました」

優れた外見は大きなインパクトを持つ。好感を抱かれやすい半面、中身まで目が行き届かない。誰もが認めるイケメンを前にしたら、じっくり観察して顔以外の「褒めポイント」を探したいところ。彼らのツボは、かなり奥深いところにあるのを心得よう。

とはいえ、実際に出会うのは「かっこいいかもしれない」「昔はかっこよかっただろう」タイプの容姿普通の男性が多数。真正イケメンとは反対に、彼らを「かっこいい」と褒めるのは大いにアリだ。

「お世辞でも見た目を褒められると、その日一日を幸せに過ごせます」とは、リョウイチさん(32歳)。
「男はみんな、“勘違い世界選手権”で世界一になれますから(笑)。自覚のある極端なブサイクさんでなければ、だいたいの男は、少なからず『じつはオレってかっこいい』と思っている気がします。でも『オレってかっこいいでしょ?』なんて口が裂けても言えないし、30代になって見た目がおじさんっぽくなってくるとだんだん男としての自信が失われてくる。そんなときに、女性から『かっこいいね』と言われて喜ばないやつはいないでしょう。ただし好きになってくれる理由が見た目だけなのは嫌。入口としてならOKです」

「かっこいい」は容姿普通の男性の心を捕える魔法の言葉であるが、頻繁に口にすると飲み屋のお姉さんのようでいただけない。褒め殺さず、一言でキメるのがよさそうだ。

この記事の執筆者

来布十和

来布十和

出版社、編集プロダクション勤務を経て、2002年よりフリーランスライターに。中学生向けから主婦系まで女性誌を中心に幅広く執筆活動を行っている。得意分野は美容、料理、30代女性の恋愛&結婚ネタ。




織田裕二の結婚に見る、「完成された男との結婚」のよさとは

「完成婚」には現在の経済的安定と老後資金の心配という両面を持っている最近、日本中を最も驚かせた芸能ニュースといえば、間違いなく「織田裕二結婚!」だろう。

バブル時代の大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」から始まり、最新作が公開された「踊る!大捜査線」シリーズなどのドラマとともに青春時代を過ごしてきた独女世代にとって、永らく独身を貫いた織田裕二の結婚は衝撃的だった。

40歳を過ぎてから、一回り近く年下の女性と結婚した織田裕二。そういえば、「大人のカッコいい俳優」の結婚では、このパターンが多い。39歳で一回り以上年下のモデルと結婚した高橋克典、43歳で15歳年下の会社員と結婚した阿部寛、44歳で19歳年下の元舞台女優と結婚した上川隆也などなど。

俳優として地位を確立したアラフォー男性とあれば、自分なりの生活スタイルや価値観を持っているはず。そう考えれば、同じく自分の生活スタイルや価値観をしっかりと持っている同世代の女性より、自分に合わせてくれるかなり年下の女性を選びたくなるのも理解できる。

では、こうした「完成された男性」との結婚、略して「完成婚」は、女性にとってどんな幸せをもたらすのだろうか? リアルな結婚の実態を知る既女のみなさんに尋ねてみた。その際、必ず上がったのが、「経済的なゆとりと安定」。

自営業の祐子さん(仮名・37歳)は「ある意味、おいしいとこどりだと思う」と分析する。

「経済的に不安定な下積み時代を支えることもなく、結婚生活が最初から安定しているのが最大のメリット。それに40代ともなれば、もう散々遊んできているだろうから、若い世代に比べて、浮気の心配も少なくなるはず」。

また、派遣社員の尚美さん(仮名・36歳)によると「芸能人に限らず、このパターンの夫婦はわりと多い」と語る。

「子供の保育園に行くと、『すごく可愛くて若い奥さんと、40過ぎの男性』という組み合わせの夫婦をよく見ますね。このところの不況で、20~30代女性と同世代の男性は、なかなかお給料が上がらないし、リストラの恐怖もある。でも、地位を固めた40代の男性なら、経済面の不安がないから、子供を産みやすいようですね。高級車に乗っていたり、『夏休みは1週間ほど海外へ』と、余裕のある生活をしているのも、完成婚の特徴です。経済的な面だけでなく、みんなとても幸せそうですよ」

なぜ、経済的面以外でも幸せそうなのだろうか?

「現在40代の男性は、若い時にバブル景気を経験した世代。若い頃、しっかり遊んだこの世代の男性は、女性に対するサービス精神がものすごい。バブルを知らない若い世代とは比べ物にならないんです。金銭的な余裕だけでなく、女性を丁寧に扱うような、精神的な余裕がある男性との結婚に、女性は幸せを感じやすいのでは。また、こうした完成婚をする女性は、『いい女』が多い。自分を幸せにしてくれる男性をしっかり見極める目をもっているんでしょうね」。

ただし、いいことばかりとは限らない。契約社員の佳代さん(仮名・34歳)は、「『地位も経済的基盤も完成してから結婚したい』という男性は、結婚を考える時点でそれなりの年齢になっているもの。私の周囲にもいますが、このタイプはもともと『俺は~』という我が強い上に、年齢を重ねることで、頑固さに磨きがかかります。そういう頑固な夫に合わせる大変さが、『完成婚』にはありますよね」

また、前出の尚美さんは、「健康面のリスク」を挙げる。

「40歳を過ぎると、男性も厄年を迎え、身体のあちこちに不調が出るもの。まだ子供が小さい時期に倒れられたりすると、大変ですよね。また、健康な場合でも、夫が40歳を過ぎて子供を授かった場合、教育費や老後資金の心配を同時にしないといけないですよね」
そのあたりもクリアにしてくれる夫なら、女性にとって完成婚は理想的な結婚と言えるかもしれない。

この記事の執筆者

栗頭渋子

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女性たちの「気になること」や疑問を追求するコラムライター。






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