みなさま、はじめまして、竹内佐千子です!
私は、レズビアンで腐女子で元バンギャルという強烈な肩書きを抱えて
エッセイを描いている漫画家です。

自分の人生を切り売りし続けて早5年、
8冊目となる単行本『迷走ラブゲーム』が出ました。

数年前、私の恋人カイくんは性適合手術をして男になりまして、
(わかりやすく言うと性転換)その時のことは本になっているのですが
(『男になりタイ!』[メディアファクトリー刊])
『迷走ラブゲーム』は、その後の恋愛を描いたものになります。

私はレズビアンですが、恋人が性同一性障害で、
本来の性別になるため手術をして戸籍を変更し、男性になり、
最終的には女と男という、普通の恋愛関係になりました。
しかし、私はカイくんという人間が好きだという結論に達し、
性別は関係なくずっと恋人として関係を続けてきたのです。

そんなあるとき、カイくんから結婚の話が出ました。
レズビアンだと思っていた私の人生設計の中には“結婚”なんて選択肢はなかった。
だけど、“男性”になった恋人カイくんの中ではありえる話だったのです。
“結婚”なんて関係ないと思っていた私に、いきなり舞い降りた大きな問題!
初めて世の一般女性の立場に立たされ、私の脳みそは大混乱。

結婚がまだ考えられないときに男性から「結婚しよう!」と言われて迷った!!
こういろんな人から聞くたびに私は、
「迷うってことは結局その人のことが好きじゃないってことでしょ~」と
簡単に思っていましたが、ことはそう単純なことではなかったのです。

“結婚したい”と思っている方には理解不能かもしれないけど、
世の中にはいろんな考えがあるものです。
独女のみなさんも思い当たるふしがあるんじゃないかと思います。

そして、私は、レズビアンなのに元女の子の彼氏と付き合っているという、
ちょっと変わった恋愛をしているけれど、本質はそこじゃなかった。

ようは、人間対人間。

性別とかマイノリティとか関係なく、
どういう本質の人と付き合って、どういう関係を築いていくか。
それが重要なんだと思います。
私がカイくんに対して出した答えは…そういったこと。
でも、私もまだまだ答えを出せないこの問題。
『迷走ラブゲーム』を読んでもらえれば、答えとは言わないけれど、
ちょっとだけ、何かが見えてくるんじゃないかなと思います。

◎プロフィール
竹内佐千子:東京都出身。B型、さそり座、一人っ子。レズビアンで腐女子で元バンギャル。おっかけ対象が男子で、恋愛対象が女子というマイノリティ。著書に、恋人・カイくん(元女の子)との恋愛を描いた『迷走ラブゲーム』(竹書房)、自身の恋愛体験を描いた『ハニー&ハニー』(メディアファクトリー)、腐女子の実態を描いた『くされ女子!』シリーズ(ブックマン社)などがある。



今回紹介した漫画はWEBサイト「ゆるっとCafe」でも閲覧可能です。
・『迷走ラブゲーム』竹内佐千子 /竹書房 刊
■『迷走ラブゲーム』竹内佐千子 /竹書房 刊
『迷走ラブゲーム』竹内佐千子 /竹書房 刊



■『迷走ラブゲーム』竹内佐千子 /竹書房 刊
『迷走ラブゲーム』竹内佐千子 /竹書房 刊



■『迷走ラブゲーム』竹内佐千子 /竹書房 刊
『迷走ラブゲーム』竹内佐千子 /竹書房 刊



■『迷走ラブゲーム』竹内佐千子 /竹書房 刊
『迷走ラブゲーム』竹内佐千子 /竹書房 刊



■『迷走ラブゲーム』竹内佐千子 /竹書房 刊
『迷走ラブゲーム』竹内佐千子 /竹書房 刊

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