今年もまたこの季節がやってきた。節電モードながらも街にはクリスマスイルミネーションがきらめき、そこかしこから流れてくるクリスマスソングが否応なく耳に入ってくる。すれ違うカップルがやけに目につき、ふっと立ち止まって「別にさみしくなんかない」と天を仰いでみる----。嘘、すみません! 強がりました。本当はさみしいのです。誰かと一緒にいたいのです! そんな人恋しいこの季節に独女たちがおセンチになる理由をきいてみた。

「昔はこの時期、彼氏がいないと焦って合コンへ行ったりしましたが、今は女子同士でなんとか乗り切っています」というサチさん(34歳)は、同じ境遇の友人がまた友人を誘い、大勢で女子会をするとか。

「昔よく聴いていたマッキー(槇原敬之)の曲を流しながらお酒飲んで、みんなで歌って、『明石家サンタ』を観て、色々とボロクソ言いながら我を忘れる会を催しています。毎年メンバーは変りますけどね…。来年は参加したくないな(笑)」

そんなサチさんの心の叫びは「普段は別に彼氏がいなくてもいいけど、イベント時期にひとりはやっぱりさみしい!」

「人恋しい時期は敢えて誰も知らない場所へ行きたくなる」というリナさん(38歳)は、年末年始にかけ海外へリセットの旅に出かけるそうだ。もちろん、ハワイやグアムではなく、日本人があまり居なさそうな辺境の地だそう。「女子同士でワイワイなんていう歳でもないし、みんな結婚しているので、この時期日本にいると普段に増して“孤独”を感じてしまうんですよね。仕事をクリスマスまでに終わらせてさっさと海外へ飛びます」

そんなリナさんの心の叫びは「逃避行じゃない! 煩悩を捨てたいだけ!」

ヨウコさん(34歳)は最近、過去に関係があった男性複数人から立て続けに連絡があったという。「ちょっと付き合っていた人、付き合いそうだった人、2~3回会っただけの人たちから同時期に電話やメールがあって…。『何故?』と思ってよく考えてみたんです。『あぁ、もしかして人恋しい季節?』って。自分ではまったく気にも留めなかったのに、そんな連絡が次から次へとくるものだから逆にこっちが寂しくなりました」

そんなヨウコさんの心の叫びは「私って何なの? 人肌恋しい時だけ連絡しないでくれ!」

「街を歩いていてクリスマスソングが流れてくるとゲンナリします」というハルコさん(37歳)。ここ数年、この時期が一番不安になるのだとか。「若い時はクリスマスイブから年末年始の時期が一番好きだったのに、今は仕事に追われ恋なんてしていないし、今年もなにひとつ変らない生活だったと思うと切なくなります」

そんなハルコさんの心の叫びは「世間がクリスマスだ、正月だと騒ぐから惑わされ、余計寂しくなってしまう。本当にそっとしておいてほしい! 冬のバカヤロウー!」

確かに、人恋しくなるこの時期は、恋人のいない独女たちにとって、ヒュルリ~と吹く北風が知覚過敏の奥歯にまでしみる季節かもしれない。でも、悲観は不要! 今の時期、孤独を感じているのはきっとあなただけじゃないはず! 世間のお祭り騒ぎに惑わされないで心を強く持とう! そして来年こそは誰かと一緒に過ごせることを願って…。(オフィスエムツー/堂ナツコ)

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この記事の執筆者

堂ナツコ

堂ナツコ

フリーペーパー編集、制作会社勤務を経てライターに。得意分野は大人女子のお話、フランスのお話、サブカルチャー、占い、その他ジャンル問わず取材記事を執筆。
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