写真に撮られるのが嫌い・苦手という女性たちの想いを紹介した『「私を撮らないで!」写真嫌い女子の主張』(10月1日配信)では、多くの方から「写真嫌いの気持ちがよくわかる」「私も写真に撮られるのは苦手」といった感想をいただいた。

その中で気になったのが「キレイに撮れれば、写真が好きになる」といった元写真嫌い女子からの意見だ。彼女たちはどうして写真好きになったのか? その理由やきっかけについて伺った。

「きっかけは、友人が本格的に写真の勉強を始めたこと」と教えてくれたのはサトミさん(28歳・サービス業)。幼なじみの友人から「他に頼める人がいないから、お願いモデルになって!」と頼まれたサトミさんはしぶしぶ引き受けることに。ところが……。

「友人が写真の腕を上げるにつれて、『これが私?』って驚くほどキレイ撮れているんです。写真を撮られるのも悪くないかも! と思えるようになりました。他の人が撮ってくれた写真では自分の本当の姿にガッカリすることの方が多いのですが(笑)」

「自分撮り限定なら写真好き」という女性もいる。 ナナミさん(36歳・研究職)は「テレビで見た“自分撮りテクニック”を真似て撮ったら、思っていたよりもキレイに撮れたんです」と話してくれた。

「自分で撮るから表情やポーズも自由でしょう。お風呂の湯気でぼかしてみたり、間接照明で光の当たり方を工夫したり楽しいですよ。寝転んで上から撮るとシワや頬のたるみがごまかせるのでお勧めです」とナナミさん。ただ、自分撮り写真を誰かに見せることはない。「すべては自己満足のためです。キレイに撮れた写真を見る! まだまだイケる! 明日もガンバローって思えるんですよね」

「プリクラ限定なら」と話してくれたのはヤヨイさん(32歳・歯科衛生士)だ。従姉妹の子どもたちと一緒に撮ったプリクラのデキの良さに驚いたという。「私たちが中高生だった頃のプリクラとは雲泥の違いです。目を大きくする機能もあるし、光の加減もよくできていて10歳以上若く撮れちゃいますよ」

最初は一人でプリクラに行っていたヤヨイさんだが、酔った勢いで友人たちに見せたところ、目尻のシワやホウレイ線も消えてしまうプリクラのデキの良さで大いに盛り上がった。「最近は友人たちと一緒に行くことも増えました。ある意味、詐欺かもしれませんが、キレイに撮れたプリクラを見るのは楽しいしテンションも上がります」

サトミさん、ナナミさん、ヤヨイさんに共通しているのは、ありのままの自分の姿ではなく「キレイに撮れた自分の写真が好き」ということ。キレイに撮れた写真は自信につながり自分の支えにもなる。大切なのは自分が満足できるということなのだ。

最近、ときどき一人で台湾へ行く友人がいる。目的は手頃な金額でドレスアップした写真をたくさん撮影してくれる変身写真館。女優かモデルのような彼女の写真を見せてもらう度、私も行ってみたいと思うのだが……。とりあえず、自分撮りかプリクラで“キレイな自分”を探してみようと思う。(オフィスエムツー/神田はるひ)



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この記事の執筆者

神田はるひ

神田はるひ

埼玉在住。メーカー勤務を経て、紆余曲折の末フリーライターに。コラムやエッセイの他、メルマガ制作やコピー制作など守備範囲は広い。趣味は料理と散歩。冷蔵庫にある物を使って作る創作料理には定評がある。占いによると「大器晩成」らしいが、まだそのときはきていないらしい。
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