100円均一ショップに行くと、いろんなものを買い過ぎて後悔したということはないだろうか。目新しいものや可愛い小物入れをみるとつい買ってしまうという佐紀さん(30歳)。全く使っていない小物入れは、年末の大掃除ですべて処分したそうだ。

つい買ってしまうのは100円という値段に釣られてのことだが、「スーパーでもやしが3袋100円で売っているじゃないですか。安いと思って買うんですけど、いつも一袋は捨てているんです。結局、2袋を100円で買っていることになるんですよね」とは真由さん(32歳)の反省の弁。

もやしだけではない。真由さんは1年以上前に安売りをしていたレトルトのカレーを買いだめしたが、食べきれず賞味期限が切れたカレーがキッチンに今も置いてあるそうだ。

「珍しい食材を見るとつい買ってしまうんですよ」という彩夏さん(33歳)。

「先日もロマネスクという野菜をスーパーで見かけて買ったんですけど、料理方法が分からず気づいたら傷んでいました。それと調味料をいろいろ買うんですけど、1回しか使っていない調味料がたくさんあるんです」

つい買ってしまう行動の先には後悔がある。ではどうすれば後悔をしなくて済むのだろうか?

「買い物をするとき、『今、必要なもの』か『欲しいもの』なのかを意識して買い物をすると、随分無駄な出費は押さえられますよ」と教えてくれたのは、節約上手を自認するヒロさん(42歳・既婚)。

「買い物をしたあと、レシートに書かれている商品をよく見てください。この中に欲しかったから買ったものが入っているはずです。欲しかったものを買わないようにするとかなり節約になりますよ」

確かに珍しい食材や買いだめの食品は今、必要なものではない。
買い物のたびに、これは「欲しいもの」なのか「今、必要なものなのか」を意識して買い物をすると自然に、欲しいものだから我慢しようという気持ちになるそうだ。

「調味料は基本のものだけを買って増やさないようにしてます」というヒロさんは、
ドレッシングも市販のものではなく自分で作っているそうだ。

出費を抑えるだけでなく、お金を増やすことも考えているというヒロさんのマネープランも紹介しておきたい。

「普通預金にある程度お金がたまったら定期預金にして、そのまま自動継続をしてもお金は増えません。利息を少しでも増やせるよう銀行の新規口座開設キャンペーンなどを利用しています」
キャンペーンは期間限定なので、チャンスを逃さないよう情報収集は欠かさない。自分の預金を他の銀行に移すために有給休暇を利用することもあるという。

日本人は金融リテラシー(金融に対する理解度や活用能力)なるものが不足しているといわれている。独女世代も金融知力を身に着けることは必要かもしれない。とはいっても、まずは日々の暮らしで無駄な出費を抑えることが賢いマネープランになりそうだ。

買い物をするときは、安いからとか、いつか必要になるからと、欲しいものを買いこまない。今、必要なものかどうかをよく考えよう。 (オフィスエムツー/佐枝せつこ)



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この記事の執筆者

佐枝せつこ

佐枝せつこ

テレビ局勤務を経て小説を書き始める。著書に第24回横溝正史ミステリー大賞最終候補作「ベッド・イズ・バッド」「家内安全」「光冠」ほか。2007年より「独女通信」の執筆陣に参加。「婦人公論」に母親たちの極寒婚活模様が掲載。婚活、介護、婚外、恋愛など女性の様々な生き方をテーマに執筆活動を展開中。
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