「男性は“ガリガリの女性”より“ぽっちゃりした女性”のほうが魅力的に感じる」

こんな定説はずいぶん前から言われていることだが、さらに今年はなぜか空前の“ぽっちゃりブーム”と言われている。雑誌『CanCam』では「さわるとやわらかそうな女性らしい丸みのある体型で、ぷにっとした弾力肌を持つ」という女性を「ぷに子」と命名し、その魅力を度々特集。さらにはぽっちゃり女性のための女性雑誌『a farfa』(ぶんか社)まで創刊されている。

しかし昨年当連載でも「男の『ぽっちゃりがかわいい』に潜む罠」という記事が配信されているが、実際本当にぽっちゃり女性がモテるのか、懐疑的な人は男女限らず多い。芸能界で“ぽっちゃりブーム”の恩恵を受けているだろう渡辺直美も「“デブ好き”を公言している男の彼女とか奥さんは、ほぼガリガリ」と、自らこのブームに苦言を呈している。この言葉に共感をする独女は多いのではないだろうか?

なぜ「デブ好き」と言いながら交際する女性はガリガリという現象が起こるのか? そんな女性の疑問に対し、率直に答えを明確にしてくれたのが男性のシンヤさん(38歳)だ。

「おそらくその人はガリガリな女性が好きだからだと思います。でもそれは口にしない。だって『ガリガリな女性が好み』なんて言ったら、確実に女性から反感買うじゃなないですか(笑)」

確かに、多くの女性にとって「ガリガリ」とはいかなくても「痩せている」という言葉は“努力しても成しえない理想の姿”だ。それが好きと言うことは、その男性は女性にとって「手の届かない高い理想を女性に求めている」と見えるということは、確かにあるかもしれないが。

さらに「自分も確かに『ぽっちゃりした女性が好き』と公言しています」というトオルさん(38歳)の場合も、実は別の本音があるという。

「本当はぽっちゃり好きというより巨乳好きです(笑)。貧乳なスレンダー女性だったらデブで巨乳のほうが好きだけど、デブで貧乳ならまったく自分にとって価値がありません。でもそんなことをはっきり女性に言えない」

つまり男性が「ぽっちゃりした女性が好き」と口にする背景には、女性に知られたくない様々な“本音”が隠されているケースもあるのだ。そして男性は「ぽっちゃりした女性が好き」といえば、女性は決して反感を持たないどころかむしろ好感をもってくれることをちゃんと知っている。

もちろん、そんなしたたかにぽっちゃりブームを利用している男性ばかりではなく、本当に心からぽっちゃりが好きという男性も存在する。

「ぽっちゃり好きというより僕は完全な“デブ専”。二の腕やお腹にプニプニした肉がないと安心できない。逆に肉がない女性は、なんか気持ち悪いと思っちゃうんです」

そう語るのは歴代の彼女はみんな太っているというリュウジさん(36歳)。そんなリュウジさんには最近の「ぽっちゃりブーム」はどう映るのか?

「やっぱり“ぽっちゃり”と“デブ”は違いますよね。ぽっちゃりは好きでもデブは嫌いという男性は多いと思う。僕はデブが好きですが、そこを見誤ると『私は何でモテないの?』というデブな女性が出てくるのかもしれないですね。
あとやっぱりブームだからといって、あまり女性はデブを開き直らないでほしいです。堂々と『ブームだし太っていてもいいんだ!』と開き直られるのは萎えます。過度なダイエットをして欲しいわけじゃなく、むしろ僕はデブ好きですが、それを恥じらっている姿が愛おしいんですよ」

男性の本音を聞いてみると、なぜ「“デブ好き”を公言している男の彼女とか奥さんは、ほぼガリガリ」という現象が起こるのか何となくわかった。デブとぽっちゃりは違うし、ぽっちゃり好きという男性の言葉も、必ずしも本音というわけではないことが多数なのだ。だからといってやはりダイエットが必要ということは必ずしもないと思うが、リュウジさんの言う通り、太っていることを開き直ってはやはりダメなのだ(橋口まどか)
 

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この記事の執筆者

橋口まどか

橋口まどか

体を張った体験取材が得意。ここ2年で6キロ太り、ますます女子力に磨きがかからない。取材でモテる女性の秘訣を探ることはや5年。知り合う男性にもつい取材モードで話を聞き、気がつけば自分の恋愛のタイミングをすっかり失っている。近年はサッカー観戦にハマるが、活躍する選手のほとんどが年下なことにショックをうける。