バラエティ番組「アメトーーク!」で「熟女好き芸人」企画が過去4回も行われるなど、男性だけでなく、女性の間にも広く浸透したされた「熟女」という言葉。

しかし、「熟女の定義って何?」と疑問を持つ独女も多いのではないだろうか。


■男性曰く、年齢ではなく、『女性として見られる女性』

シホさん(仮名・38歳)は、職場で自分より若い独女の後輩が、本人のいないところで『熟女』と呼ばれているのを耳にして驚いたという。

「30代中盤でも熟女に入るってことに驚きました。自分が言われたわけでもないのに、『30代はもうおばさんなんだな』と思って、あんまりいい気分がしませんでしたね」。

では、男性たちはどんな定義のもと、「熟女」という言葉を使っているのだろうか。

ヤスシさん(仮名・48歳)は、「年齢の定義はないのでは」と話す。

「男性は、『何歳からが熟女』と年齢で区切っているわけじゃないんです。自分にとって年上かどうか、なんですよ。だから、20代から見れば30代は熟女でしょうし、40代前半の男性なら『30代は熟女ではないけど、40代後半は熟女』ということもあるんです」

ただし、自分より年上ならみんな熟女だというわけではないらしい。
「自分より年上で、かつ『女性として見られる女性』。つまり、『つきあいたい』と思える年上女性が、その男性にとって熟女なんです」

ケンゴさん(37歳)は、「僕ら世代にとっての熟女は40〜50代」と話す。

「その世代で、『異性として見ることができる女性』が熟女です。芸能人で言うと、薬師丸ひろ子や飯島直子、小泉今日子あたりでしょうか。個人的には、心身ともに丸みがあるのが熟女かと」

■「40~50代で熟女ではない女性」の定義は何?

「それは、おばさんかおばちゃんですね」

なんと、熟女は褒めことばであるとともに、おばさんとは対極の意味で使われる言葉だというわけだ。

「女性にとってはあまりいいイメージがないのかもしれませんが、男性にとって熟女はポジティブな表現なんです。その女性を異性として見ているわけですから」

言い換えれば、女を感じられない年上の女はみんなおばさんだということ。かなり辛辣だが、男性の本音なのだろう。

では、「おばさん」になくて「熟女」にあるものは何なのだろうか。「熟女は自分より年上の40代以降」というナオキさん(仮名・40歳)はこう話す。

「『色っぽい』を越え、『艶っぽさ』を身につけた女性ですね。しぐさに品があるとか、着物の着こなしが自然で美しいこと。自分のことを『女子』と自称する女性は、まず熟女には入りませんね」

男性たちはポジティブな意味で使っているという「熟女」という言葉。独女にとって驚きと恐怖なのは、男性から見た年上女性は、「熟女」と「おばさん」のどちらかでしかない、という事実かもしれない。(栗頭渋子)

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この記事の執筆者

栗頭渋子

栗頭渋子

女性たちの「気になること」や疑問を追求するコラムライター。