ダンサーが踊り出す!?大掛かりなサプライズプロポーズはアリ?彼とデートの待ち合わせ中に突然、通行人が踊り出す。何かの撮影かと呆然としていると、ダンサーの人数はみるみるうちに膨れ上がっていき、よーくその集団を見てみると、最前列には友人や知人らの姿が。そして花道からおもむろに彼が現れ、観衆の中「○○さん、僕と結婚してください!」と一世一代のサプライズ・プロポーズを果たすのだ――。

最近、メディアでちょくちょく見かけるフラッシュモブ(街角などで、何の前触れもなく通行人らがパフォーマンスをはじめること)によるプロポーズ。海の向こうの出来事かと思いきや、欧米モノに弱い日本にも徐々に浸透しつつある。


■サプライズプロポーズの功罪

Youtubeを見る限り、サプライズプロポーズはほぼ100%成功する。そもそも、協力者たちまでもが目にうっすら感動の涙を浮かべるなか、「私まだ、結婚とか考えていなくってさ~」と正直に言える人はどれほどいるだろうか? 小心者の筆者だったら言えない。

独女通信アンケートで、サプライズプロポーズについて意見を募ると、半数が「単純に男性の自己満足」と回答していて、「思いはうれしいが、困惑する」という意見も3割。「一人でプロポーズする勇気がないから、周囲の力を借りるのでは?」「ダンサーのカップルだったらいいかもしれないが、踊り慣れていない日本人のほとんどはリアクションに困るはず」との声も寄せられ、ひと言でいえば不評だった。

その一方で「憧れる」と回答した人もおよそ2割いる。最近、遊び仲間が立て続けに結婚したという泰恵さん(35歳)も、大掛かりなプロポーズを支持する一人。

「大人数で踊るだけの場所を確保し、友人や知人に頼んで、ダンスを覚えて練習してもらう。冷静に考えると、サプライズプロポーズって相当な手間ひま、お金がかかっていますよ。プロポーズであれば、ちょっとしたレストランに行って指輪を渡すだけでも、彼女は十分満足するはず。それなのに、ここまで手の込んだことをするのは、純粋に彼女を喜ばせたいと考えているからです。実際にフラッシュモブでプロポーズされたら多くの女性は感動すると思いますよ」

個人ではできることに限界があるため、フラッシュモブの代行会社も存在している。関西地方に多くあるのだが、料金は最低ラインでだいたい10万円台。本来であれば、サプライズはとりたててやらなくてもいい演出なのだ。男性側の真剣な思いは受け止めるべきだろう。

■大掛かりであればあるほど、「NO」と言えなくなる

サプライズプロポーズに反対する代表的な意見が「無言の圧力だから」。アンケートでは、「意地悪な見方をすれば、大勢の人を巻き込むことで、彼女がNOと言えないように追いこんでいる」とのコメントも寄せられた。

自身もサプライズが好きという女性は「相手を喜ばせている自分に酔っている男性も少なくなさそう」と分析。彼女がプロポーズを断ったり群衆ダンスに困惑していることなんて、よもや想像すらしない。そんな彼だから陽気に踊り出すのだし、 衆目環視のなか「結婚しよう」と言えちゃうのだ。

一歩間違えれば圧力団体になりかねないフラッシュモブだが、女性側の逆プロポーズにむしろ使えそうではある。同棲して何年も経つのに煮え切らない彼の前で踊り出すとか。ちょっぴり見てみたいものだ。(来布十和)

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この記事の執筆者

来布十和

来布十和

出版社、編集プロダクション勤務を経て、2002年よりフリーランスライターに。中学生向けから主婦系まで女性誌を中心に幅広く執筆活動を行っている。得意分野は美容、料理、30代女性の恋愛&結婚ネタ。