口を開けば自分のことばかり“自分語り女”との上手な付き合い方どんな話題でも「でも私の場合はね」とすぐ自分の話題にすり替える。そんな“自分語り”が好きな人、女性の集団には必ず1人や2人いますよね? しかもそういう人に限って、山もオチもないどうでもいい話を延々と続けるから困ったもの。

なぜそんなにも自分の話が好きなの? 自分が大好きだから? 自信があるから? 彼女たちを駆り立てていたのは、意外にも世間のそんなイメージとは真逆の心理でした。以下、身近に“自分語り女”がいる人は必読!

■会話の99%は自分の話、友達やめました

まずは “自分語り女”に悩まされてきた人たちの被害の声をお聞きください。



「電話を日に1~3回もかけてきて、通話中は彼女が99パーセントしゃべってる。私に話をふって私が答え始めると、その一言目から思い浮かんだ彼女自身のエピソードに即すり替えられ、私はまた口をつぐむしかない。このことを本人に言ったら逆上され、今はもう友達でなくなった」

「友達のAは『熊本に住んでる年下の従兄弟が盲腸の手術をすることになったんだ』っていう私にまったく無関係の身内ネタとか繰り出してくる。悪い子じゃないんだけど、距離感が変」

「派遣先のパートさんが3人の子持ちで、自分の子どもの話しかしない。どんな話題でも『そういえば昨日うちの息子がさ~』と力技で息子ネタにもってく強引さがすごい」

よく「会話はキャッチボール」なんて言い方がされますが、“自分語り女”は他人の球を捕る気はほぼゼロ。会話の流れを汲み取る気もゼロ。とにかく自分が投げて投げて投げまくる! 

■面倒な“自分語り女”との付き合い方

じゃあそんなはた迷惑な人たちと、皆さんどう付き合っているのでしょう?

「適当。花をもたせる。めんどーだから」

「電話や直接会って話すと、例え話でも彼女中心になって話も長くなり不快なので、どうしても連絡を取らなくてはいけない場合は極力メールします」

「同じ職場だから、完全には無視出来ない。しかし、そうするといつまでも自分語りが終わらないので、仕事のふりをして立ち上がって切り上げる」

基本はスルー。受け流す人が圧倒的多数でした。中には律儀に聞き役に徹する人もいましたが、そういう人ほどシビアに相手を分析していることも。

「全てウンウンと言って聞く。彼女の世界では、彼女が正義、彼女が正解、彼女が常識なので、何を言っても反論されるから面倒。結局、自信のなさの裏返しだと思う。勢い良く言い切る人に対して反論する人、少ないですよね。彼女は自分に自信がないから、裏返しで先に強く言い切るんです。そうするとみんな肯定するから、自分が正義の世界を作りやすい」

■ベラベラ喋りたがるのは、不安で自信がないから

テキサス大学の心理学者ジェームズ・ペネベイカー氏の調査によると、「高い地位の人ほど会話の中で『私』という主語を使う頻度が少ない」という結果が出ているそうです。また、「不安を感じている人、抑うつ気味の人は『私』を多く使う傾向がある」という研究結果も。

つまり自分語りは、不安の裏返しだということ。実のない会話はスルーするのが得策ですが、過度なおしゃべりの裏に潜む不安に心を寄り添わせてみると、彼女たちの違う顔が見えてくるかもしれません。(小鳥居ゆき)

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独女が毒女に変わるとき ~皆が怖がるトゲトゲ女・どうして彼女はこうなったのか~
( http://dokujo.jp/archives/51848382.html )

この記事の執筆者

小鳥居ゆき

小鳥居ゆき

女性誌・カルチャー誌を中心に活動するフリーランスの編集&ライター。少女マンガ、女性向けエッセイ、女性向けファッション誌リサーチ、サブカル畑などが大好物。