将来が不安なら、こっそり始めたい「一人妊活」のススメ初婚、初産年齢が年々上がりつつある昨今、独女のみなさんはどんな悩みを抱えているだろうか。とにかく結婚したい!はもちろんあると思うが、意外にも結婚したい理由を掘り下げてみると、焦りの元は結婚できないことよりも、迫りくる“妊娠リミット”に対する不安が強いようなのだ。

そんな焦る彼女たちの間で、密かに行われているのが「一人妊活(ひとりにんかつ)」。読んで字のごとく、一人で、まだ予定していない妊娠に備えせっせと体のメンテナンス活動に励むというもの。一体どんな心もちで、何をどうメンテナンスしているのか、実際の声を聞いてみた。


■ 健康なのはあたり前、リスクは少しでも低くする努力を

「健康であることは大前提です!」と語るのは、都内で事務職として働くAさん(28歳)。

「自分は晩婚タイプだと思っているので、まずは健康第一!年に1回の婦人科検診も、苦手ですがかならず受診し、子供が欲しいと思ったときに病気だった…というような、万が一のないよう気を配っています」

そう語る彼女だが、まわりにはもっとすごい女子がいるという。「私の友人の独女は、妊娠がいつでもできるよう、彼氏がいなくても基礎体温を計ったり、葉酸の多い食べ物を意識して取ったりと、ちょっと頑張りすぎなくらい、気を使って一人妊活している子もいますよ」

聞いてびっくり葉酸ですと?! 独女のみなさん、葉酸がどんな栄養素か、ご存知だろうか?(筆者はこの日まで、そんなのあったっけ?という薄い認識)
葉酸とはビタミンB郡の一種で、妊娠初期に摂取すると胎児の神経障害リスクが低くなるという、ベビ待ち&妊娠中の女性には、かなりメジャーな栄養素とのこと。

備えあれば憂いなしも、ちょっと神経質すぎやしませんか…と不安になるのだが、もう少しゆるゆると一人妊活に励む女性もいるのでご安心を。


■ できることはやるけど無理はしない。大事なのは不安を放置しないこと

不規則な生活があたり前の、デザイナー職のBさん(30歳)は、まずは不安を抱く自分と向き合うことが大切と力説する。

「私はお酒も好きだし、タバコもやめられていません。でも、今の彼と結婚となったら、すぐに子供が欲しいという気持ちは強くあります。一人妊活と言えないかもしれないけど、子作りの壁はセックスレスという話も聞くので、彼とのセックスはどんなに疲れていても100%拒否しない! こんな私でもできることって考えて、セックスレスの芽だけは生やさないように、そこだけは気をつけています」そう答えた彼女は、この日も遅くまで残業をしたそうだ。

一人妊活の方法に個人差はあれど、将来に対する心配事は、可能な限り放置しないという姿勢が全員から感じられた。

この他にも卵子の数を知ることが出来る「AMH検査」を受けた、冷えとり健康法を実践中など、様々な取り組みをする独女がおり、意外にも危機感の高さがうかがえる結果となった。

しかし、そこまで考えていたら結婚もすぐできそうなものだが、恋愛をうまく運ぶ能力と、危機管理能力は別問題のよう。漠然と将来に対する不安がある独女のみなさんは、まずは不安の根本原因は何なのか、妊娠リミットなのか、はまたまた親の期待なのか、深堀りするところから始めてみてもよいかもしれない。(おおしま りえ)

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この記事の執筆者


おおしまりえ

おおしま りえ

ライター・イラストレーター。水商売で鍛えた観察眼で、恋愛や女性向け記事を執筆中。夜の世界やプロ雀士を経験後、ライターに転身。辛口だけど笑って共感できる記事やイラストを届ける。・おおしまりえの女子力観察日記