「尽くす=愛と勘違いしている女」が不幸になる3つの理由健気、一途、愛する人のためならとことん尽くす。それこそが理想のいい女。ひと昔前は確かにそんな風潮もあったが、今や尽くす女ほど恋愛で不幸になるというのはお決まりのパターン。

ところが、最近では「尽くす愛」の形に憧れる10代女子も急増中だとか。なぜ彼女たちは尽くす=愛と勘違いしてしまうのか? そして尽くす女が確実に招き寄せてしまう「不幸」の要因とは?

「昔から母性本能が強くて、見知らぬ人でも困っていたら放っておけない性格。それが彼氏となれば、もう母親のような無償の愛を注いでしまいます」と冷静に自己分析するのは、かつて尽くす愛で失敗したというAさん。

「転職したいからと仕事を辞めた彼に『次の仕事が決まるまでね』とおこづかいをあげていた。デート代も全て私持ち。『次の仕事が決まるまで…』と自分に言い聞かせていたが、無事に仕事が決まっても契約社員やアルバイトばかり。しかも『人間関係が精神的にキツイ』とすぐ辞めてしまう。そんな男によく2年も時間とお金を費やしたもんだと自分で呆れます」


■不幸になる理由その1:男をダメにする女の“お母さん病”

Aさんの例は女が甘やかすほどに男がダメになるパターンの典型だ。尽くす女が不幸になる原因のひとつは、この「彼のお母さんのように振る舞ってしまう病」。好きだから相手が望むことに応える。甘やかす。何でも許してしまう。その結果どうなる? 図に乗って自立心を失ったダメ男の一丁上がりだ。

尽くす女にありがちなのが、「自分は自分、相手は相手」という対人関係における基本的な線引きができていないというケース。「嫌われるのが怖い」「好きだから望むようにしてあげたい」という気持ちがごっちゃになり、相手の甘えを引き受けてしまうせいで、本来なら対等であるはずの恋人関係が歪んでしまうのだ。無駄な甘やかしは男を増長させるだけ、と肝に銘じておこう。


■不幸になる理由その2:“尽くすあたし”に酔う女は自己愛が強い

「最近は中高生の間でも『尽くす女子が理想』な風潮が来ていますよ」と語るのはティーン向けファッション誌の編集をしているBさん。

「特に恋愛至上主義の女子高校生に多い。しかもなぜか関東より関西でよく見かけます。面白いのが『風花センパイの彼への尽くし方、マジで憧れます!』『ふふ、あたしには尽くしてる方が自然なんだよね~』といった尽くす女子と憧れる女子という関係性のほうが盛り上がってること。実はどっちも男本体はあんまり見ていない(笑)」

大人ぶりたい年頃ゆえ、“彼に尽くすあたし”に酔っているというところか。成熟した大人の女性代表としてCさんの言葉を借りれば、「(お互いを)想い合えてないのが丸わかり。尽くす=愛だと勘違いするのは自己愛が強いだけ。自分がどれだけ相手を思っているか、相手の要求に応えているかを、第三者に理解してほしいんでしょう」


■不幸になる理由その3:尽くす女は実は自己チューで傲慢!

自分からあれこれお節介を焼いた挙句、「あなたのためにこんなに色々してあげたのに!」と憤る。その一部始終をぶちまけては「彼、ひどいと思わない?」と女友達に愚痴る女、あなたの身近にもいるのでは?

だが、これは自分が「こうしたい」という気持ちの押し売りにすぎない。尽くす女と言えば聞こえはいいが、彼女たちはたんに自分がやりたいことを優先しただけ。だから見返りが足りないと自己チューで傲慢な素顔が見えてしまう。

例えば風邪を引いたとき。優しく世話を焼いて欲しい人もいれば、一人でおとなしく寝ていたい人もいるだろう。あなたの彼はどちらのタイプか、想像力とコミュニケーションを駆使して理解しようと努めること。これが恋愛の基本だ。「あなたのためにこうしているのよ!」という勝手な押し売りは、結局のところ自己満足だ。

つまり「尽くす女」は恋愛力が低いのだ。自分に酔い、相手を見ず、優しさまがいの自己満足を押し付ける。そんな恋が長続きするはずもないし、たとえ結婚してもいびつな夫婦関係に悩み続けることになるだろう。尽くす女は不幸になる。この鉄則、独女は胸に刻んでおくべし。(小鳥居ゆき)

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小鳥居ゆき

小鳥居ゆき

女性誌・カルチャー誌を中心に活動するフリーランスの編集&ライター。少女マンガ、女性向けエッセイ、女性向けファッション誌リサーチ、サブカル畑などが大好物。