本当にお見合いをしている女子に聞いてみました結婚相談所の広告はよく見かけるけれども、実際に相談所を使って活動をしている人はどんな感じなんだろうか。特に「相談所に入会する!」と決断する人が多いという、アラフォー女子にその実情について聞いてみた。

高学歴・高収入・高身長の“3高女子”ミドリさん(40)は、結婚相談所入会歴1年目。数ある相談所の中で選んだのは、「ネットに載っていない会員さんと引きあわせてくれる」ことがウリの地元の中堅相談所。入会したきっかけは「40を過ぎて急に焦りが出てきたから」だそう。

そんな彼女の求める条件は「自分より身長が高くて、同等の学歴のある人」というかなり難しい条件だ。175センチの彼女より背の高い人というだけでも絞られるのに、学歴までとなるとグッとその数は減りそうだ。



相談所がどうやって相手を探すかというと、ミドリさんの相談所では仲人さんが会員の要望を聞いて、他の相談所などと連絡を取り合いながら合う人を探すというアナログな方法。ミドリさんは奇跡的に、1つ年上の身長180センチ超え、高学歴・高収入のこれまた“3高”男性とお見合いすることになった。

正直外見は好みではなかったが、入会時に仲人さんからもらった「40過ぎたら贅沢言わないこと。とりあえず会い続けることが大切」と、達筆な手書きの心得を思い出した。「その手紙が迫真に迫っていて文句が言えませんでした…初めてあった時もなんか違うなと思ったのですが、2回目もお会いすることにしました」

しかし、2回目のデートが辛かったそうだ。「まずデートの段取りが恐ろしく悪くて。ナビ通りに行けば1時間でつくところが、なぜか迂回しすぎて3時間。 しかも話が弾まず、これはお断りしようと思っていました」

夜景で有名なデートスポットに昼間行くという不思議なデートを、早々に切り上げた帰りの車中。「2人の将来について話したいと言われました。手をつなごうとしているのか、プルプルと手が震えているのが本当に怖かったです。その後も将来の話をどんどん進めていこうとするので、なんとか諌めましたが、恐怖で半泣きでしたね。その日はもうテンションが下がって、何もできませんでした」

その後、丁寧に仲人さんを通じてお断りをいれたが、相手方が「なんとかもう一度会って」と食い下がり、「条件がこんなにいいんだから頑張って!」と仲人さんからも説得されたのだそう。しかし、ミドリさんは本当に申し訳ないと平謝りして、この件は終了したそう。その後ミドリさんは 休会をしている。

「私は40歳過ぎてるし、価値的にありえないのはわかってます。でも条件はやっぱり譲れない。きっと求める男性はそこには居ない気がして、モチベーションが下がりました。もう結婚自体諦めたいと思って、今はまた仕事に全力投球しています」

実際のお見合いは、非常に生々しい話が飛び交う。男性は年収、女性は年齢。それぞれが大きなウェイトを占めているのが「現実」なのだ。そんな現実をつきつけられても、根気よく頑張れるアラフォー女性ならば結婚できるかもしれない。しかし、思った以上にその試練は大きそうだ。(北村美桂)

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この記事の執筆者


北村美桂

北村美桂

企業のWEBコンテンツアドバイザーや講師・ライターのほか、戦国時代と柴田勝家が好きすぎて「カツイエ」という戦国メディアを立ち上げ運営中。初心者向け戦国イベント「名古屋歴史ナイト」も主催。