本当にお見合いをしている女子に聞いてみました「なぜか希望を聞いてくれない相談所の場合(その2)」前回から引き続き、アラフォーでお見合いをしている女性にご自身の経験などを聞いています。

今回はミワさん(38歳)、仕事は営業職。思ったことをすぐ口に出してしまうキャラのためか、まったく女性として意識されないのが悩み。主婦らしさ、家庭にいそうな雰囲気が臭わないキャラを自分でも理解しているので、結婚は無理だと思っていたそうです。

しかし仕事仲間の女性から、おすすめの相談所を紹介され、試しに行ってみることに。自分の長所を「生きるたくましさ」と書いたところ、60代の仲人さんが「女性にもそういう力強さって必要よ」と褒めてくれ、気を良くして入会を決めたといいます。


その後、その仲人さんと今後の流れについて相談する面談が行われました。

ミワさんが「年収は問わず、話が面白い人重視で、年齢も自分より少し上か年下希望」と言ったら、仲人さんに「40歳前後の女性でそうおっしゃる方が多いんですけど、男性は99%年上女性に申し込みをする人はいません。わざわざ高いお金を払って入会して、なぜ年上を希望しますか? あなたには年上しか紹介はないと思ってください」とピシャっと言われたそう。

「それにね、年収ですが大事な項目ですよ。女性が大黒柱になるなら別ですが、そうではないですよね。その後は、その方の人間性など、その人のいいところを見つけるのがあなたの役割」と続け、いかに金が大事か、己の価値とは何ぞや、女の価値は若さだと説かれ、「よって年下と見合いはない。顔で判断せず、釣書の年収と勤め先、親の勤め先、土地などの資産項目をよく読むこと」と怒られるところから始まったそうです。

その時ミワさんは、「年齢はいいとして、お金の話がちょっと…男性をお金だけで判断するなんて、お見合いって怖い」と、強烈な嫌悪感を抱いたそう。

最終的に、こだわりの強いミワさんのキャラを察知したのか「あなたは自分で選ぶと延々と決まらなさそうだから、選ばせません」と、仲人さんチョイスの男性か、申し込みがあった人とだけ会えるという形でお見合いをこなしました。

ミワさんは「そりゃ、何度も仲人さんに対して怒りがわきましたよ。自分で選ばせてもらえない、希望を聞いてもらえない相談所なんてありますか(笑)紹介されるのは、ご両親のどちらかが数年前になくなってショックを受けているという男性ばかり。そういう人なら、あなたのような元気キャラがいいと思うと勧められます。あまりに主観的かつ、ザックリしすぎた理由で不安になりました(笑)でもそういう方はあまり婚活する気はないらしくまだお見合いにこぎつけたことはありません」

男性リストの開示については、何度も説得を試みたがなしのつぶて。仕方がないので、「まとめて会員さんを見られるチャンスだから」と、その相談所主催のパーティーに参加。たまたま、その日一番人気になったミワさんは、気にいった男性と次のステップに進んだ。その時の仲人さんの反応は「その方は年収も参加者の中ではトップクラスよ。あなたのような元気な人がいいとは意外ねぇ」とのこと。残念ながらその男性とは上手くいかなかったが、「仲人さんの紹介は全く進まないので、パーティー中心で婚活することにしました」と方向転換したらしい。

個性が強すぎる仲人さんのようだが、嫌になって紹介所を変えたりしないのかと聞いたところ、「めんどくさいので、そのままにしてます。それに男性を金・金で判断するのは、あさましい女の発想と毛嫌いしていたんですが、それを仕事が好きで頑張っているバロメーターと解釈すれば、仲人さんの言うことも理解できる気がします。だから会員さんリスト見せて!!とは思うんですけど、それは依然解禁されませんね(笑)」とのこと。

今回は強烈な方針の相談所の例を聞いたが、ここまで強引なのは珍しいのではないだろうか。ただ、仲人さんの紹介だけではまったく進まないことに業を煮やして、自らパーティーに参加するなどある意味積極的に活動するいい原動力にはなっている。ミワさんの話から、仲人さんの存在は決して会員に甘いだけのものではないことを感じ取れた。その厳しさは「獅子の子落とし」的なものであると信じたい。(北村美桂)

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本当にお見合いをしている女子に聞いてみました「アラフォー3高女子の場合(その1)」

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北村美桂

北村美桂

企業のWEBコンテンツアドバイザーや講師・ライターのほか、戦国時代と柴田勝家が好きすぎて「カツイエ」という戦国メディアを立ち上げ運営中。初心者向け戦国イベント「名古屋歴史ナイト」も主催。