main_large先日、生まれて初めてフランスを旅行して来た。ヨーロッパは初めてでは無かったのだが、さすが花の都・パリ。歴史を感じる建築物、こじんまりといて可愛いアパートメント、カフェで仲良く食事するカップルや老夫婦…。と何を見てもサマになっていて、歩いて街を眺めているだけで本当に楽しい時間を過ごす事が出来た。

そして、何といっても女性達の自然体のファッションに目を奪われたのだが、フレンチ女子の素敵な着こなしはパリまで行かなくても、スクリーンでも楽しむ事が出来る。

3月28日、大人の街・恵比寿ガーデンプレイスに新しく誕生する(「お帰りなさい」と言ったほうが正しいかもしれない)、「YEBISU GARDEN CINEMA」のオープニングを飾るのが、映画『間奏曲はパリで』だ。


『間奏曲はパリで』はゴダール、シャブロルらヌーベルバーグの巨匠たちのミューズであり、『ピアニスト』『8人の女たち』では女優賞を受賞しているフランスの国宝級女優イザベル・ユペールが主演の、洗練された大人のフレンチ・ラブストーリー。

不器用だけど優しい夫、アバンチュールを共にする紳士、心をときめかせる年下イケメンなど、様々なキャラクターの男性と主人公の恋愛描写は、フランス映画らしく“エスプリ”が効いていて魅力的。夫に内緒で旅行にでかけてしまうヒロインの自由気ままなキャラクターも面白く、クスっとしてしまうシーンも。

そして何といっても、イザベル・ユペールのファッションが超キュート。劇中でも特に印象的なふわふわの帽子をはじめ、ワインレッドのコートにユペールのウェーブヘアーがピッタリ合っていて、何をしていても誰と話していても目を奪われてしまうのだ。

チェックのケープに手袋をあわせた“農夫風スタイル”であっても、ブーティはルブタン、コートはクローディ・ピエルロといった様にハイブランドを取り入れているところも重要なポイント。

古着とハイブランドを同じ様に着る、まさにフランス流のカッコ良いファッションセンスであり、「高いワンピースはハレの日だけ」「バッグだけ高級ブランド品」という日本女子にありがちなファッションを、ちょっと恥ずかしく感じてしまうのだ(筆者の自戒も含め)。

また、首に巻いている白いスカーフが女優自身の私物というのも面白い。『フランス人は服を10着しか持たない』(大和書房)がベストセラーとなっているが、少ないアイテムを大切に、自分らしく着こなす彼女たちのファッションは、独女世代としてぜひ見習いたいものである。

新しい洋服が欲しくなるこの季節。大人の恋愛映画を楽しみながら、フランス流のファッションのポイントを学んでみてはいかがだろうか。(石黒マミ)

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【衣装クレジット】
クリスチャン・ルブタン(ブーティ)
ラルフ・ローレン(チェックのケープ)
クローディ・ピエルロ(ワインレッドのコート)
エリック・ボンパール(赤のニット)
ヴィンテージ(ファーハット、バッグ)
ユペール私物(白いスカーフ)

『間奏曲はパリで』4月4日より全国ロードショー
(C)2014, Avenue B et Vito Films, Tous droits reserves.

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石黒マミ

石黒マミ

まぎれもないアラサー、まぎれもない独女。日々独身スキルのレベルあげ中!アニメとか映画とか漫画が好きなインドア派。