経済面以外で、「一人では暮らしていけないかも…」と思う瞬間は?一人暮らしの人が、かなりの勢いで増えている現在。2010年のデータによれば全国の単身世帯は1679万世帯で、全世帯数の32%を占めています。3軒のうち1軒は一人暮らしだと思えば、なんだかちょっぴり心強い気もしてきますが(笑)、そうは言ってもやはり、一人暮らしだと対処しきれない事も色々とあるものですよね。経済的な自立をしている女性も増えていますが、それ以外のどんな瞬間に一人で暮らすことに困難を感じるのか。独女通信ではアンケートを実施してみました。


■8割近くが、一人暮らしに困難を感じた経験あり! 1位は病気のとき

Q. 経済面以外で、「一人では暮らしていけないかも…」と思ったことがありますか?
・はい(76.2%)
・いいえ(23.8)


8割弱の人が、経済面以外で「一人では暮らしていけないかも…」と思ったことがあると回答。では、どんなときに思うのか。以下のような結果となりました。

1位:病気や体調不良のとき
2位:孤独を感じるとき
3位:防犯面で「怖い」と思ったとき


最も多かったのは、病気や体調不良のとき。「高熱で寝込んだとき」「体調を崩したとき」「病気で寝込んでいる夜に実感します」「新年早々、インフルエンザになって動けなくなった日にそう思った」など。中には「普段から病気がちなので、寝込んでいると、孤独死して腐乱死体になった自分を想像してしまいます…」といった、かなり想像力豊かな回答もありました。

また病気ではないものの、「若い頃より体力が落ちているのを実感したとき、瓶のふたがどうやっても開かないとき等に、老後が心配になります」といった先々の不安を語る声も。元気なときは一人でも平気だけれど、そうではなくなったとき、それを想像したときに、一人暮らしがぐっと不安になりやすいと言えそうです。

■孤独を感じるとき、防犯面、ゴキブリが出たとき…。

僅差の2位は、孤独を感じるとき。「家で話す人が居ないことを考えたとき」「今日誰とも喋っていない…という休日が続いた瞬間」「単純に一人でいて寂しいと思うとき」「親がいなくなったことを想像したとき」「人肌が恋しいと思いながら、一人で寝るとき」などなど。過去を振り返り、「今は結婚してなくなったけど、昔を振り返ると、やはり孤独を感じるときは寂しかったなと思います」という意見もありました。経験者の意見はやはり、重みがありますね。

続く3位は、防犯面などで怖い思いをしたとき。「夜中に怖い思いをしたとき」「鍵をなくして家に入れなかったり、不審者に後をつけられたりしたとき。怖くて、一人じゃなければ助けを求められるのにと思いました」「知人に一方的に好意を寄せられ、ストーカー行為をされかけたとき。このときは本気で一人暮らしが怖いと思いました」など。

中には、「不動産会社とトラブルがあり、交渉で脅されて怖い思いをした。最後は父親や弁護士の知人に出てきてもらいました」といった回答もありました。彼女は配線や大工仕事も得意なため、その折までは「男の人がいなくても暮らしていけるかも」と思っていたそうで、「女が一人、社会で生きていくのは甘くなかった…」と語っていました。

そのほか、「掃除や整理整頓が苦手なので、散らかった部屋を見るとそう思います」「ゴキブリが出たとき。どう頑張っても倒せない」といった意見もありましたが、一方で、「昔はゴキブリ1匹で大パニックでしたが、自分しか退治する人がいなければ、慣れていくものです」という達観した意見も。そのうちに「キャー」とも叫ばず、淡々と殺せるようになったりして…!?(笑)。

タレントのマツコ・デラックスさんは、自らの老後で困りそうなことに関して、“お金でなんとかしてもらうつもり”と語っていましたが、「寂しさ」「怖さ」といった気持ちの面だけは、お金ではカバーしきれないもの。一人暮らしを続けるならば、できるだけ将来への貯蓄をしつつ、心の健康のために、近所や友人との「人付き合い」もいっそう心がけて大切にしておくとよさそうです。皆さんは、「一人では暮らしていけないかも…」と思ったことがありますか? それはどんな瞬間ですか?(外山ゆひら)

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外山ゆひら

外山ゆひら

心や生き方に関する記事多めのライター。恋愛相談コラムや作品レビューなども。カルチャーやエンタメ方面を日々ウォッチしています。