独女も早めに準備したほうがいい? 「卵子凍結」で出産できる確率独女であっても、「妊活」が流行っている世の中の動きは気になる。年齢が上がれば上がるほど妊娠の確率は減るし、卵子の質も下がってくるのが現実だ。そんな中将来の出産に備え、少しでも質の良い卵子を残すため「卵子凍結」に興味を抱く独女もいるのではないだろうか。

そこで、卵子凍結による治療で20名以上の出産実績を築いている、宮城県の京野アートクリニック理事長・京野 廣一氏に話を聞いた。


現在行われている卵子凍結の方法はガラス化法という、マイナス196度の液体窒素で保存する方法だ。かかる費用は30~50万円程度。採卵するまでの注射代など、卵巣予備能力の個人差によって異なってくるという。卵子凍結を希望する年齢については、できるだけ若い方が妊娠・生産率は高くなるため、40歳未満が望ましい、と京野氏は話す。

今までの実績をふまえ、何割くらいの確率で出産に至ることができるか尋ねたところ、凍結時の女性年齢によるが、20~30代女性の卵子1個融解した時の生産率は5~10%程度、30代後半では5%以下というシビアな答えが返ってきた。京野アートクリニックでは現在、140名程が卵子凍結を行っているという。

また、卵子凍結の年齢制限を34歳以下と少々厳しめに設定している、愛知県の藤澤フラウエンクリニク院長・藤澤 知氏からは、「既に海外では日本より10年程先行して卵子保存を行っていますが、最近では、卵子保存を行った女性が結婚をしてこない現状がある。反って卵子保存をすることで安心し、結婚を遅らせる結果となってしまっているようです」といった情報も寄せられた。

結婚はいつでもできる、と考えるのはもちろん良くないけれど、卵子を採卵・凍結するには確実にリミットがあるのも事実。いつかは子どもが欲しいと考えている独女は、自分の年齢と出産について、早めに向き合ったほうがよさそうだ。(non)

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今でもテレビっ子のフリーライター。お酒を飲みながらだらだらとテレビを見るのが至福のひととき。