「行事の日はサッサと帰る」「FBで家族写真を発見」「不倫」。映画、小説、漫画、ドラマ、昔から現在まで何かしらテーマにされる恋愛模様が不倫だ。配偶者のある人(もしくは自分が配偶者か)と肉体関係を持つという、倫理を失った行為を指す言葉なので、もちろん良い事では無い。でも、今の日本に「不倫は悪い事だ!」と声高に否定出来る人は実は少ないのかもしれない。

昨年春に既婚者向けSNS「AshleyMadison.com」が行った調査によると、不倫していることについての罪悪感について、「ある」と回答した女性の世界平均は8%であったのに対し、日本人女性は2%と非常に低い数値だったというから驚きだ。


既婚女性だけの話ではない。筆者の周りには不倫経験者の独女も多いが、その理由のほとんどが主に、

・ 好きになった人が既婚者だから仕方ない
・ 既婚者は余裕があって落ち着いている
・ 奥さんとは“生活”で、自分といる時は“楽しさ”が強調されるから楽しい


という事だった。確かに、不倫というのは食事に行ったり、内緒で旅行に行ったり、ある意味、恋愛の楽しい時間だけを切り取っている。そこに、相手の奥さんへの優越感が加わって……という意地悪な人もいるだろう。とにもかくにも若い女性にとって、不倫とは魅力的なものなのかもしれない。

しかし、その「生活から切り離されている」という利点は、裏を返せば欠点にもなる。今回は、不倫経験者の女性が傷ついた、既婚男性とのリアルな出来事をご紹介したい。

■「そこで家族います感出すんだ……」デート中にがっくし

「いつもは夜の食事に行くと朝までコースなのに、ある日は22時くらいにそそくさと帰っていった。帰宅してかららその日が“ひな祭り”だと気付いた」(27歳・IT)

「久しぶりに会って何か日に焼けてるな〜と思ったら、Facebookで彼がタグ付けされたハワイでの家族写真が続々……。旅行に行っていた事より、私に言ったら怒ると思って隠していたのがショック」(30歳・金融)

「子供が産まれる前はクリスマスとか行事はいつも一緒。でもやっぱりお子さんには勝てないですよね。私が悪いんですけど、やっぱり寂しくて、別れを意識しました」(29歳・マスコミ)

“二番手”であるからこそ感じてしまう後回し感。いや、不倫なのだから当り前であるし、そういった事もふまえて踏み出したのだろうから、自業自得なのだが、男性ってゲンキンだなとも思ってしまう。まあ、そうで無かったら自分が妻の立場になった時に困るのだが。

「ドラマみたいな“私と奥さんどっちが大事!?”みたいな展開って私は無かったです。小さいガッカリが積み重なって別れる。みんなそんなもんなのでは?」(32歳・IT)

という言葉にもある通り、実際の不倫とは甘く切ないだけではなく、ある時サッと現実に引き戻されるものなのかもしれない。大人なのだから、不倫するかしないかはその人の自由。でも、そこには不倫をしなければ知らなくてもよかった、心と時間の消費があるのでご注意を。(石黒マミ)

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石黒マミ

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まぎれもないアラサー、まぎれもない独女。日々独身スキルのレベルあげ中!アニメとか映画とか漫画が好きなインドア派。