恋愛体質女子が抱える闇常に男の人が隣にいて、いつも誰かに恋をしている恋愛体質の独女。何年も彼氏がいない、好きな人すら見つからないという独女にしてみれば羨ましいと思うかもしれないが、それはそれで結構、辛いものなのだという。

恋愛体質に悩む、真理子さん(29才)に話を聞いた。


「17才で初めて彼氏ができて以来、常に男の人が私の隣にいました。基本的には向こうから告白されて、“こんな私を好きになってくれるなら…”という感じで付き合うことが多いんですよね」

徐々に相手のことを知って、どんどんのめり込んでいくのだという。そして、彼しか見えなくなり女友達より彼のことで頭がいっぱいになっていくというのがいつものパターン。

「彼ごのみの女になりたい、と思うようになるんです。服も髪も、性格もなるべく彼に気に入られるように。ある男性と付き合っていた時は、これまで私のことを第一に考えてくれていた彼が、俺に尽くせ! というふうに態度が変わってしまいました。どんどん要求が難しくなってくるので断ると“なんで? 俺のために生きろよ、常に俺だけのことを考えろ!”と。怖くなってしまって、逃げるように別れてしまいました」

男性からしてみれば、自分が好きだった女性が彼女になり、自分の理想通りになっていくのだから、これほど嬉しいものはないだろう。それが何かの拍子にねじ曲がり、軽い束縛から徐々に支配力を増していく。それは真理子さんの依存心が原因であるような気がしてしまう。

「彼にどっぷりハマってしまうと、周りが見えなくなってしまうんですね。献身というより依存です。彼の言っていることがすべて正しいし、彼に好かれていることが自信になるし、彼ごのみの女になっていることで安心なんです。それなのに、しばらくすると浮気されたり、ささいなことで言い合いになったり」

ダッシュしていた恋があっと言う間に減速し、歩くのもイヤになってくる。これが、恋の終わりの合図だ。そうしている間に、別の男性からお誘いを受けることもあるのだとか。

「彼のことが好きなのに、なんでわかってくれないんだろうと思うと、悲しくなってしまって。寂しくてつい優しくしてくれる男の人に導かれてしまうんですよね。一夜限りのこともあれば、元彼とはなんとなく付き合いを継続しながらもう一方の男性とも付き合い始めるということもあります。二股以上のことも……」

いつまでも付き合い始めのまま、お互いに“好き! 好き!”状態ではいられるわけはなく、時間が過ぎれば落ち着いてくる。そこで真理子さんは覚めてしまい、新しい恋に目を向けてしまう。

「そう考えるとこれまで付き合ってきた彼らはみんな、心から好きじゃなかったかもしれないんです」と真理子さんはいう。

えー、「彼好みの女になりたい」と言っていたのに? 突然の告白に筆者は驚いて前のめりになってしまった。

「矛盾していますよね。自分自身でもイヤな奴だと思いますけど、男の人にずっとかわいいね〜、好きだよ〜って言っていて欲しいんですよ。外見とか性格とかも多少好みはありますけど、今まで付き合ってきた彼は第一にそう言ってくれる人でした。私は恋愛の経験は多いけど、彼がなんと言おうと離れたくないという相手に出会ってないんだと思います。いつか、そういう相手と巡り合って結婚したいと思うけど、根本的な部分で変わらないと、恋愛体質を改められない気がしています。ちょうど今、彼と別れたばかりなので、次こそは頑張ります!」

恋愛経験は数え切れないほどあるという真理子さんからの意外な告白。これまでは相手の気持ちに流されてきてしまった。恋愛は相手があって成立するものだけど、その前に自分の気持ちが大事だということが、心に刺さった人も多いのではないだろうか?(パンチ広沢)

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パンチ広沢

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今ごろになって東京スカイツリーに行ってみようと思います。登りながら独女らしい切り口が見つかったら記事にします。独女らしい楽しみ方、募集中!