丁寧な暮らし病に取り付かれる女子の特徴3つ毎日忙しくて部屋は荒れ放題に外食三昧。そんな生活を送っていると、ふとした瞬間、自分の生活に猛反省して即刻改めたくなるものです。その心は素晴らしいのですが、行きすぎると時間も余裕もあまりないのに、天然素材や手作りに異常にこだわった“丁寧な暮らし病”にとりつかれることもあります。

そんな丁寧な暮らし病にかかる女性の特徴を3つ、実際のエピソードと共にご紹介します。


■ 元々ハンドメイドや天然ものが好き

最初は親ゆずりの場合も多い嗜好の問題から。両親が天然素材にこだわったり、ハンドメイド好きだった場合、その子供も同じようなこだわりを持つ傾向があるようです。

都内で経理として働くKさん(30歳)は、元々母親が服飾関係だったためハンドメイドは自身の趣味でもありました。生活が忙しくなればなるほど、なぜかアクセサリーよりもバッグなどの大作を作りたい欲にかられるといい、作った後にはなんとも言えない虚無感を感じるのだとか。

せっかくのハンドメイドが気分転換になっていない、とボヤく彼女でしたが、話をしてくれた後もハンドメイド素材を買いに街へと消えていきました。

最近は手作りアクセサリーやキャンドル等に走る方も多いといいます。しかし、忙しい合間に行うためか、作り終えた後に「なんでこんな時間を…」と空しくなる人もいるそうです。何か建設的なことをしなくてはと焦る気持ちもわかりますが、まずは充電時間を取っていただきたいものです。

■ 完ぺき主義で気になると我慢できない

つづいてはイベント会社に努める33歳の女性。彼女は楽しく仕事をしていますが、残業時間が多く、深夜勤務も日常茶飯事。しかし面白いことに、残業すればするほど、手料理に凝りたくなるとのこと。

料理をSNSにアップし、周りから「忙しいのに偉いね!」「美味しそう!女子力高い!」と言われる姿は、生活の潤いや自分への安心感を、料理を作る自分を賞賛されることで高めているようにも見えるのでした。

彼女のような完ぺき主義の女性の特徴は、生活の乱れの反動として丁寧な暮らしに走ったあと、自分の存在を認めてもらうことで満たされることです。生活が荒れる→丁寧な暮らしに走る→回りから賞賛される→満たされる→忙しい生活に戻る。この繰り返しが続きます。

この場合、根本的な解決を図らないとループからは抜け出せないのですが、大きな生活の改善をする気もないため、結局付け焼刃的に自分を満たす生活を続ける傾向があります。

■ 今の仕事や人間関係にまいっている

最後は、今の仕事や人間関係への逃避としての丁寧な暮らし病です。先ほどの完ぺき主義と似ていますが、こちらの場合はちょっとスピ色が強まることもあるようです。

ある女性は少し前まで夜の仕事をしていました。しかし色々思うことがあったのか、最近水商売を引退。それと同時に、「最近心の声と向き合い中」「ご縁に感謝」といった、相田みつをばりのポエム投稿も目立つようになりました。

これを丁寧な暮らしと言っていいのかは微妙ですが、ついにはスピリチュアル的なお勉強を始めた彼女。大きな舵取りの変化は吉と出るのか、今後が楽しみです。

3種類の丁寧な暮らし病について考えてみましたが、一般的には2番目に紹介した、忙しい生活の反動で丁寧な暮らしにこだわる女性が多いと思います。

また、丁寧な暮らし病にかかる女性には、心のカサつきや傷を埋めたいという欲求が、方向を変えて主張しているようにも見えました。バランスの取れた生活は働く女性にとってこんなに難しいものなのかと、筆者も話を聞いていてちょっと切なくなったのでした。(おおしま りえ)

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おおしまりえ

おおしま りえ

雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。鍛えられた観察眼で男女の違いを研究し、恋愛コラムを執筆中。ブログ