35歳過ぎた「今さらランナー」になる理由独女通信で「運動をやってこなかった人間がランニングするなら“夜ラン”の理由」という記事を以前取り上げたが、アラフォーになって初めてランニングデビューする「今さらランナー」が増えている。四十路も近い今、ランニングデビューする理由は何なのだろうか。


35歳でランニングデビューし、現在は週に3回10キロランニング、ハーフマラソン大会にも出場しているミドリさん。始めたきっかけは「引っ越した先に公園があって、そこでランニングしたら気持ちよさそう」と思ったこと。なんとなく軽いジョギングからならして、距離がどんどん伸びていったそう。

「走っていると気持ちよくなってやめられなくなりました。ランニング友達の70歳のおばあちゃんも35歳から始めて、今でも現役ランナーなんです。良いお手本がいるので、始めるのが遅いとは思いませんでした」ランニングは死ぬまでできる趣味なのかも。

一方、全く運動経験もなく、むしろマラソン大会は地獄だと思って生きてきたというタマミさん(38歳)も、3ヶ月前から遅ればせながらのランニングデビュー。

始めたきっかけはダイエット目的だった。「歳のせいか代謝が落ちて、ウォーキングや食事制限ではなかなか痩せないんです。そこで、ウォーキングの2倍のカロリー消費ができるランニングに興味を持って走り始めました」。タマミさんはジムのパーソナルトレーナーに、週1回ついてもらってランニングできる体づくりをしてから、ランニングデビューしたそうだ。現在は5キロを週に3回走るようになった。「さすがに運動経験もないし、40近いし膝が心配だったのでトレーナーさんにお願いしました。故障もないし、安全に走れています」

たしかに初心者がいきなりランニングデビューするのは、身体的に少々不安だ。そこで、NSCA認定パーソナルトレーナーの資格を持ち、トレーニングブログアイデアジムを運営する佐藤雅恭さんに聞いてみた。

「35歳過ぎからランニングを始めるのは全然遅くないですよ。まずは自分の足に合ったシューズを買いに行くことから始めましょう。走り方は、最初は1km程度でも大丈夫なので、正しいフォームを習得することを目標にしてください。フォームはネットで検索するとたくさん出てきますよ。また、体重が重いほど膝や足の関節にかかる衝撃が強くなるので、過体重や肥満の場合はまず食事の調整と軽い有酸素運動(ウォーキング、速歩など)と、筋トレをして体重を減らしてから挑戦することが大切です」

35歳からの今更ランニング。気をつけて取り組めば、この年からでも始められる。先の70歳でも現役のご婦人のように、一生の趣味になる可能性もあるので、興味がある方ははじめてみるのもよいかもしれない。(北村美桂)

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運動をやってこなかった人間がランニングするなら“夜ラン”の理由

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北村美桂

北村美桂

企業のWEBコンテンツアドバイザーや講師・ライターのほか、戦国時代と柴田勝家が好きすぎて「カツイエ」という戦国メディアを立ち上げ運営中。初心者向け戦国イベント「名古屋歴史ナイト」も主催。