ぶりっ子男子にノックアウトされる独女男性の前になると普段とは違い媚びた言動をする女性、いわゆる“ぶりっ子”。そうした態度から男女限らず敵が多そうだが、いざぶりっ子を目の前にするとうっかり落ちてしまう男性は多いようだ。


「離れて見ていたときは、なんてあざといアプローチをするんだろう? と嫌悪感しかなかったぶりっ子のマミ。でも、彼女と目を合わせて喋っているうちにカワイイなあと思ってしまいました。ほかの男にも同じようにするのかなと思うと、本カノにするのはムリかな〜」(よしゆきさん/32才)。

一方で一切嫌悪感を抱かず「ぶりっ子している女の子って、カワイイですよね~」と言う慶次さん(31才)の意見も興味深い。

「ぶりっ子は女を武器にしているところがいいじゃないですか。自分をかわいく見せるためだけに必死なところも純粋でカワイイと思いますね。ぶりっ子は媚びてる? 本性は違う? 結構じゃないですか。気になる男子がいるのに、クールに装ったり周りを気にしてモジモジしている方がよっぽどダメじゃないですかね? ぶりっ子は嫌いという女子が多いけど、オレに言わせればマネできないからヒガんでるのかなと思います」

なんとぶりっ子は策士じゃなくて、純粋に見えることもあるのか! これには筆者も驚いた。でもぶりっ子は女性の敵! と思いきや、同性でもぶりっ子擁護派がいる。

「私は、ぶりっ子も大いに結構、やらなすぎて彼氏ができなかったらどうするの!?派です」という、えりさん(33才)だ。
「男性の場合、男を武器にしたら男らしい!って言われるのに、なんで女を武器にしたら、やれぶりっ子だ、ヤリ◯ンだと揶揄されるんでしょうねぇ」

どんなにぶりっ子が嫌いと言ったって、男女に限らず本命を落としたいときは、策を練り、少なからず猫をかぶるもの。この積極性は確かに見習うべきところがある。

また最近では、ぶりっ子は女性ばかりではなく、「ぶりっ子男子」なるものが目撃されている様子。

SNSなどの書き込みで「〜だもん!」と語尾を記したり、女子さながらの絵文字を巧みに使いこなしたり、そういったことを積極的にしている男性を指すそうだ。カワイイと思われようとしている態度が丸見えなのは、女性のぶりっ子と同じだ。

「後輩男子のぶりっ子がえげつないです」というのは幸さん(36才)。

「入社3年目なのに、いつまでたっても仕事を覚えない後輩がいる。先日、キツめに叱ったところ“スミマセン。ご指導、ありがとうございます”とマジ泣き。さらに“幸さん、ボク頑張りますから成長するのをずっと見ていてくださいね”と言いながら、キラキラした目で見つめられました。業務の上ではずっとこの調子なのかと気が重くなりましたが、ちょっとだけカワイイな〜と思ったし、若い男の子に懐かれるのはイヤじゃないですしね。むしろ、お前そんなんでこの先の人生、大丈夫なのかよ!? と、ヤツの人生まで気になって来ちゃいました(笑)」

おお、年上の女性を完全に取り込んでしまった。ぶりっ子男子、恐るべし! 幸さんにとってはちょっぴりおバカでも、ストレートに自分の気持ちをぶつけられる純粋さがカワイイのだろう。これがもし策だとしたら、彼がある意味大物であることには違いない。
 
『ぶりっ子』は1980年代に生まれた言葉だが、今でも生き続けている。比較的嫌われがちなぶりっ子だが、実は本能に忠実で愛嬌たっぷりな愛すべき存在なのかも。素直になりたいと思っているのについ本音を隠してしまう人は、周囲の反応を気にせず、たまにぶりっ子してみない?(パンチ広沢)

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パンチ広沢

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今ごろになって東京スカイツリーに行ってみようと思います。登りながら独女らしい切り口が見つかったら記事にします。独女らしい楽しみ方、募集中!