あれもイヤ、これもイヤ。行動しないのに文句が多い年齢も35歳を超えて未だ独身。だけど20代の時とさほど変わらず、特に行動もしない。

焦りから重い腰をあげて婚活に励む人もいる中、行動することを嫌がってグズグズしてしまう、グズグズ独女。彼女たちは「結婚はしたい」とはいうものの、実際に行動に移すかというと躊躇してしまう。一体どんなことを考えているのだろうか。


実家暮らしで家族仲もよいフミコさん(38歳)。地方都市在住で、車で15分の職場で20年働いている。たまに退屈は感じるけれど、基本的にはこんなものかとあきらめているという。

「とにかく実家のそばから離れたくないんです。結婚はしたいけれど、車で30分以内に住みたいですね。多分生活は高校時代から変わっていません。友達も高校からずっと一緒で、何人か結婚したけど、まだ結婚してない子と遊んでます。

婚活したいけど、今の生活を変えたくないんですよ。別に満足してないけど、行動するのが面倒というか…それに人見知りだし、婚活は苦手。どうすれば出会えるのか私も知りたいです」

また、一人暮らしをして15年になるアヤさん(35歳)は、「彼氏は3年前にはいたんですけど、もともと一人でいるのが苦にならないタイプ。もうすっかりこの生活に慣れてしまって、快適すぎてそれが逆に怖いと思ってます(笑)。

休日は部屋を掃除して、好きなマンガを読んでいられれば幸せなんですよ。婚活や出会いも薦められますが、とにかく私は面倒なことは絶対にイヤなんです。婚活もそこまでするのかと思うと気乗りがしない。よく、もっと頑張りなと言われます。でも正直、ほっといて欲しい」という。

フミコさんとアヤさんの共通点は「今の生活を変えたくない」ということ。今の生活を変えるための「行動が面倒」で、「一人で出会いの場に参加する」なんてもってのほかだという。外で食事も一人ではしない、インドア独女だ。

こんな風にインドア独女もいるかと思えば、意外とそうでもないという意見も。

友達と旅行に行ったり、地域のボランティアサークルに所属するなど、休日をアクティブに過ごすリカさん(35歳)。これだけ活動的なら出会いもありそうな気がするが。

「一人でどんどんいろんなコミュニティに行きますが、出会いは全然ありません。みなさん既婚者か恋人がいる人が多いですし。飲み会にもたまに行きますけど、特に出会いはないです。

出会っても、話が弾まないなと思うと、一緒に来た友人とずっと話してしまったりする、身勝手なところは自覚していますが…。でもそれを直せと言われても、無理ですね。気が合わない人と無理やりお付き合いというのも面倒。このまま独身でいても、老後は女友達とずっと一緒にいられたら、それでいいかなって思うようにもなりました」

35を超えると、周囲も最後のダメ押しか「頑張った方がいいんじゃないか」と声をかけてくるという。しかし、婚活以外には積極的でも、婚活となると話が別のようだ。

3人とも今の生活にある程度満足しているため、それを変えるために行動するなんて面倒…という思いがあるようにみえる。その苦痛を乗り越えてまで、結婚したいとは思わないのだろう。

結婚も恋愛も楽しいこともあるけど、面倒もある。だからこそ、成長のきっかけになる気がするのだが…と、つい要らぬおせっかいを焼きたくなるところだが、彼女たちの話によると、ここはグッとこらえて見守るのが良さそうだ。(北村美桂)

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北村美桂

北村美桂

企業のWEBコンテンツアドバイザーや講師・ライターのほか、戦国時代と柴田勝家が好きすぎて「カツイエ」という戦国メディアを立ち上げ運営中。初心者向け戦国イベント「名古屋歴史ナイト」も主催。