共感できる、できない?恋に生き、仕事も超頑張るアラフォー女性の姿を描いた、篠原涼子主演のドラマ『オトナ女子』(フジテレビ)。篠原さんが演じる中原亜紀は、IT企業に勤務しアラフォー向け恋愛アプリを開発する社員で、忙しいはずなのに焦りは見せずしかも超おしゃれ。だめんずにひっかかったりもするけれど恋愛には事欠かない……というアラフォー女子だ。

視聴者には「トレンディ感に戸惑う」と拒否する人もいる一方で、篠原涼子の美しさやファッションに「キレイすぎる!」「大好き!」と毎回の放送を楽しみにしている人もいる。筆者の周囲にもなんだかんだ言いながらみている独女がいるので、率直な感想を聞いてみた。


「結局、リア充じゃないですか! ぜ〜んぜん共感できないです!」とやさぐれるのは、よしこさん(38才)。

「仕事はできる、収入もあるし最先端のファッションもできる余裕がある。しかも、年下男子に好意を持たれたり……。結局、リア充なんですよね。生活するだけで精一杯の私には、余裕のかけらもない。この前、“甘えられない自分に自己嫌悪”みたいなシーンがありましたけど、いろんなところにゆとりがあるからいいじゃない! ってイライラしてしまいました」

また、カッコよくてスタイリッシュな篠原涼子にも「リアルさを感じられない」という幸子さん(40才)。

「髪をかきあげすぎ! リアルに忙しいオトナ女子は美容室に行く時間も惜しいし、毎日のシャワーも早く済ませたいのであんな髪型ではいられないはず。頻繁に髪をかきあげている篠原涼子を見ていると“髪、切れや!”と思いますねー(笑)。それから、ざっくり胸元をあけている服ばかり着ていますが、あんなのを毎日着ていたら、同期のライバルたちに何を言われるか。デキる女子は身だしなみも重要ですけど、ちょっと無防備すぎますね」

ヒットしたドラマには、たとえば時代劇のような架空の設定やストーリーのものもあるわけで、リアルでなければ共感できないというわけではないとは思うが、どうも『オトナ女子』は同性の気持ちを逆なでしてしまう“クサさ”があるようだ。

しかし、人によってはそのクサさがたまらない様子だ。

「アラフォーなのに、20代のときみたいな恋バナができるって憧れ! 私は篠原さんから10コ近く年下だけど、ずっと彼氏もいなくて、毎日仕事→自宅の往復だからああいうキラキラしたオトナ女子に憧れる。付き合い始めの彼と絶妙に距離をとりながら、メールでデートの約束するシーンとか、こっちまでドキドキする!」(ゆいさん・31才)

「恋愛していることが日々の活力になっている感じ、すごく共感できます。大人ぶって、好きな人の前で素直になれなかったり、甘えられない感じわかる、わかる!」(まさこさん・38才)

「昭和の月9のようなベタな展開が、たまらなく好き。江口洋介演じる恋愛小説家・高山のくっさいセリフも私にとってはまるごとご馳走! アラフォーになれば、好きよりいい人を選びがちになるところで、“好き”を選択しているところに胸キュン。まあ、篠原さんが美しすぎるんだけど」(えつこさん・42才)


ところで、アラフォー女性を“オトナ女子”と呼ぶことについて、一言いいたいという人は少なくない。女性たるものアラフォーになっても、結婚するまでは女子でありたいものだが……。

「今年で41才になる上司が自分のこと“オトナ女子”とか言って、酔うと甘えてきてウザイ。いつまで女子って言ってるんだよ、もう初老じゃねーか! って、さすがに本人には言えないけど(笑)」(ゆうきさん・33才)

と、キツーイ一言! 

十分オトナである年齢なのにもかかわらず、成熟できていない女性を“子どもおばさん”と呼ぶ風潮もあるようだが、なんだかそれも寂しい。『オトナ女子』を見ていると「せめて嫁に行くまでは女子でいさせてくれよ!」と思うのであった。(パンチ広沢)


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パンチ広沢

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