寂しいを通り越して、羨ましい!? 一人で行動する方が断然ラク!一人でラーメン、焼き肉、牛丼などはもちろん、こんなところまで一人で楽しめるようになってきた。

そんなぼっち独女の、一人遊びの満喫ぶりを聞いてみた。


顔見知りのシニア率が増えてきたというエミさん(34歳)は、地元の山に毎朝登るのが趣味。

もちろん雨の日はお休みだが「往復1時間少々なので、一人で十分なんですよ。毎日続けるために朝は5時半起床。20分歩いて山まで行って、そこから登山します。毎朝登っているのは私だけでなく、仲間のおじいちゃんが何人もいるんです。すごい人だと30年以上毎日なんて人も。回数を重ねるうちに、あのおじいちゃんも登っているんだからやめられないと思って、気づいたら続けていられるようになりました。でもまだ1年くらいなのでひよっこですけどね」と、端から見ると十分に玄人の域に達している充実ぶりだ。

「ソロ登山はよくあります。友達と予定を合わせるのも面倒だし、歩くペースも自分のペースでいけるのでラクなんです。もちろん危なくないように、人が多い山を選び日中に登山をしています。なんでもかんでも一人で行くのは危険なので、そこはわきまえていますよ」(エミさん)

安全に楽しむことも、ぼっち遊び上級者ならではなのだろうか。一人登山の他には、一人イルミネーションを楽しむ独女もいる。研究職のナオコさん(39歳)だ。

「光を見るのが好きというか。恋人がいないとイルミネーションはいってはいけない雰囲気で、最初は敬遠していました。最近はスゴい規模のイルミネーションが行われていますよね。見に行ってみると意外とひとりでも楽しいことに気づきました。光の種類、付き方、昨年や他所との比較。写真を撮ったり、違いを見つけたり、作者の意図を感じたりしながら鑑賞するのが楽しいんです。美術館巡りのようなものだと思っているのでなんとも思わないですね」

もちろん、カップルを見るといいなと思うこともあるようだが、別にイルミネーションはカップルのためのものではないと割りきって、自分だけの世界を楽しんでいる。

地方に住んでいるサチヨさん(37歳)は、ぼっち遊びから、やりがいのあることを見つけた例だ。サチヨさんは、市で配られているフリーペーパーや広報誌を愛読している。

「ここ1〜2年は、市の広報誌に掲載されているイベントやワークショップに参加しまくっています。1日に2回イベントをこなすこともありますよ。参加していくと街のことがおもしろくなってきて、興味が湧いてきました。最近はNPOのボランティアスタッフにも応募。街づくりを学べてすごく楽しいです」

三者三様のぼっち遊びの方法を伺ったが、三人とも楽しそうに語ってくれたのが印象的だった。夢中になってハマれるものがある人のほうが、実は少ない。「一人を貫き通しすぎると、恋愛や結婚が縁遠くなる」というのは恋愛指南書などではテッパンだが、恋愛と結婚のためだけに行動を選択しなくても、充実した素敵な生き方だなと思った。(北村美桂)


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北村美桂

北村美桂

企業のWEBコンテンツアドバイザーや講師・ライターのほか、戦国時代と柴田勝家が好きすぎて「カツイエ」という戦国メディアを立ち上げ運営中。初心者向け戦国イベント「名古屋歴史ナイト」も主催。