アラサー独女、10年後に結婚する子としない子の分かれ道「独女通信」がスタートしたのは2006年。じつは今年、(地味に)サイトオープンから10周年を迎える。この間、さまざまな独女にリサーチをかけてきたが、アラサー独女が40代になるくらいまでの10年間は、濃厚かつ速いという実感がある。誤字ではなく、本当に時間のスピードが速い。

婚活市場は男女とも加速し、一気に在庫がはけていく時期、仕事でいえばキャリアが大方定まってきたりする時期である。結婚、不倫、生命保険の満期、歯茎から血が出る…など、女の30代は「人生ゲーム」でいうところの逆転マスだらけ。

ただ「結婚」のマスに止まる女性とそうでない女性には、ルーレットの力だけではない本人の意思が介在しているように思われる。簡単にいえば、結婚体質であるか否か。そこで、アラフォーまでに結婚する人としない人の違いを、この10年のリサーチから独断と偏見でまとめてみた。
以下、あてはまる人は「アンチ結婚体質」であり10年後も独身である可能性がきわめて高い。



1:実家が裕福である。もしくは高収入

「結婚のメリットは?」と既婚者に問うと「安心感」という答えが多く帰ってくる。とはいえ、夫に職がなくその日暮らしの生活だったら、日々不安にさいなまれるわけで、結婚における「安心感」はいわば「生活保障」。
翻って、自身が高い収入を得ていたり幸運にも実家が裕福な場合、とくに「生活保障(結婚)」は必要とならない。10年後、優雅に和装で歌舞伎を観に行ったりしている姿が思い浮かぶ。
※「結婚は生活保障」とは、小倉千加子氏が著書『結婚の条件』で述べている


2:好きでもない男性に告白されたら秒速で断る

好意を寄せてくれた男性を秒速で振る理由は、プライドが高いからではない。話が合わなそうな男性とデートをするくらいなら、気の合う女友達と遊んだり独りで買い物に行ったりするほうがよほど楽しいから。

人生において大事なのは「自分の時間」「自由」。言い換えれば「私が最優先」であり、人間関係が重くのしかかる恋愛の優先度は概して低くなる。見合い結婚が常識だった時代ならまだしも、現在は9割以上が「恋愛結婚」。恋愛低体温症の人はどうしても不利。


3:東京23区内にひとり暮らし

東京23区の未婚率は全国でもずば抜けて高く、25~34歳の女性の未婚率は57%で、35~39歳でも33%。人間だれしも、結婚に対するプレッシャーが少ない環境であればあるほど、焦りは少なくなるというもの。なお「ダイヤモンドオンライン」によれば、渋谷区は25歳~44歳の女性の未婚率が57%ととくに高いという。
休日に代々木のカフェでブランチする独女……あ~、いるいる。


4:合コンの後、相手男性をdisるのが楽しい

よく知らない相手と上っ面の会話を交わす場所、それが合コン。下心でなんとかテンションを上げているものの、共通の話題もない相手同士が楽しめないのは当然なのである。かといって合コンのあと、毎回のように男性陣をdisるのは危険信号。合コンでの評価はリアルなモテ度とおおよそリンクするが、相手を悪く言うのは、自分が男性陣からモテなかったことの裏返しでもある。相手がエリートであればあるほど、上から目線でdisるのが快感となっていくから怖い。「やっぱあの人たち、ナイわー」って、相手からすればナイのは自分だからこそ、いい思いができなかったということに気づけない。危機感がないまま年をとっていく可能性……。

今の時代、結婚していないからといってお家断絶の危機を責められるわけでもなく、「結婚」は人生の選択肢のひとつとなっている。
結婚しなくてもそこそこ幸せだからこそ、結婚しないのだ。選べるからこそ、選べない。でも、もう後がないといわれると選びたくなる。安心してください、人生のマス目はまだ残っていますよ。アラフォー独女になったらなったで「未婚率」にカウントされないアラフィフ初婚への期待が出てきたりして、「○年後には結婚するかも」というぼんやりした思いは、おそらくいくつになっても消えることはないだろう。(来布十和)


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来布十和

来布十和

出版社、漫画雑誌編集部バイト、編集プロダクション勤務を経て、2002年よりフリーランスライターに。アイドル誌、育児誌、主婦雑誌から不動産パンフレット、パワースポット紹介まで手当たり次第の執筆活動を行っている。食べていくため仕事は選ばない主義。