あなたは運がいい?悪い? 巷に運について聞いてみた1月13日放送の朝の情報番組「あさイチ」では、「運が良い1年にしたい!」というテーマで、運が良くなるにはどうすればいいかを紹介していた。

それによると人と比較せず、予期後悔をしないことが運のいい人の特徴なのだとか。

とりあげられた運のいい人の事例として、貯金が1,000円を切っているのにも関わらず、半年後にセドナに行く!と宣言した結果、本当に行けたというものがあった。


母親が忘れていた定期預金の満期を思い出し、援助してくれたことで実現したそうだが、セドナに行くより生活を立て直したほうがいいのでは?と思うのは余計なお世話だろうか。

また、運が悪い人の特徴として慎重で、失敗を恐れるなどの性格が挙げられていた。

一時期、こうした運気アップ系の情報に熱中していたルミさん(38)にこの話をしたところ、「違和感がありますね。運のいい人は思考を放棄している性格に見えました。私自身10年近く自分の運が悪い、もっと良くなりたいと、風水だのパワースポット巡りだの散々やったんです。

そうしたら、占い師を名乗る知り合いにお金を騙し取られそうになりました。その時、私は何も努力していないのに、ラッキーよ来い!と思っていただけなんだと気づきました。

それ以来、粛々と努力するようになり、悪いことが起きても激しく悩まなくなったので、結果としてはよかったんじゃないかなと。妄信的に運を良くしたいと思っている時は、足元を救われやすい気がします」

自身の苦い思い出と、運のよさを追い求めることには危うさを感じると話してくれた。

また、自分のことをSNSで運がいいアピールをする人が苦手というエリさん(37)は、「運の良し悪しって物事の捉え方だと思います。自分が良いと思えば良いし、悪いと思えば悪くなる。

なのに、Facebookの診断ページをシェアして『やっぱり私って運がいいんだ!」とか、『人に恵まれてる。ほんとに幸せ」という書き込みを見ると、確認しないと自信が持てないのかなと感じてしまいます。まあ、愚痴を書き連ねるものより、ずっと気持ちが良いですけどね」

そういった運の良し悪しそのものを真っ向否定する男性にも意見を聞いてみた。自分で事業を行っているサトルさん(35)だ。

「家を買ったばかりなのに、会社が倒産するなど悪いことが重なった時期があります。けれど運が悪いとは思ったことはありません。そんなことを考える余裕がなかっただけです。大変なときに運のことを考えられたら、それはそれで恵まれているんじゃないでしょうか。

独立してから事業は軌道にのってきましたが、ものすごく慎重に物事を見ています。良いことがあるときは油断しやすい。物事はいいことと悪いことの両面なので、そういう時ほど気をつけるようにしています」

調子のいい時ほど諸手を上げて喜べばいいのにと思うのが、「そういう時こそ危ない」と次に備えるサトルさんは、客観的にみて特に運が悪いとは思えない。

運がいいと思う前向きな気持ちは大事だ。だからといって、運を良くすることだけに集中するのは、ちょっと違う気がする。慎重に考える目線も持っておかないと、バランスはすぐに崩れるのだろう。筆者も調子に乗りやすいタイプなので、気を引き締めたいところだ。(北村美桂)


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北村美桂

北村美桂

企業のWEBコンテンツアドバイザーや講師・ライターのほか、戦国時代と柴田勝家が好きすぎて「カツイエ」という戦国メディアを立ち上げ運営中。初心者向け戦国イベント「名古屋歴史ナイト」も主催。