2016-02-08-19-56-10美容院大っっ嫌い! 筆者は深い関係でもない他人に髪を触られ、しかもカラーやトリートメントを行ったら、あっというまに2万円近くなる美容院を毛嫌いしてしまいます。せめてもう少し、安く手早く済ませられないだろうか…と悩んでいたところ、ふと思ったのです。

「1,000円カットがあるじゃないか!」

もちろん男性がターゲットということはわかっています。しかし、女性が利用しても問題ないのではないか? 試してみたら周りの評価はどうなるのか?

そんな、独女にとって謎の多い1,000円カットに挑んでみました。ヘア&メイクアップアーティスト、美容師、婚活中男女など色んな人の評価を交えながら、1,000円カットについて考えてみたいと思います。


■ あ、今日は合コンだ。1,000円カットへ行ってみよう

キッカケは、合コンが開催されるからでした。ときめく男女の出会いの場、しかし私の頭はボンバーヘア! ああ、そういえば美容院に半年以上行ってないじゃないか…。

「髪の毛を切って、綺麗な私で参加したい!」そんな欲望が爆発したのは夕方でした。美容院では間に合わないので、思い切って1,000円カットを利用してみることにしました。

心配性な筆者はまず、プロのヘア&メイクアップアーティストの知人に、1,000円カットについて聞いてみました。

「早く、素早く、それなりに! という意味では、美容室が嫌いな人や、ビューティーに重きを置かない人には画期的なサービスだと思います」

という冷静な回答。「私、これから合コンなんですが」と、髪を切りたい理由を話してみると…。

「女は大事にされて、丁寧に扱われて、自意識とモチベーションを上昇させ、それに似合う女へと努力する生き物だと思うので、自分に意識や手間やお金をかけないと、それ相応のポジションにススーっと落ちてゆく気がする…」とのこと。

厳しい…。ただ、技術的な面については一定の評価をしているそうで、女子力を高めたいという目的は果たせない気がしてきましたが、ひとまず彼女の意見も念頭に置きつつ、某有名店に入店しました。


■ 施術はたったの10分! 客の目線との戦い

なんとその日のスタッフは、全員女性でした! ちょっと安心。店員さん、他のお客さんの視線がいっせいに私に集まった気がしましたが、気にせずまずは券売機で1,080円(1,000円カットじゃなかった!)のチケットを購入します。

もちろんシャンプーはナシ。最初に簡単なカットの指示をしてからは、無言でヘアカットが行われます。

筆者の注文は「5cm程カットして、ヘアスタイルが変わらない程度に整えてください」というもの。1,000円カットは当然カウンセリングはほとんどありません。つまり段やレイヤー、スキ具合についても指示ができるようにしておくと、より失敗がないということでしょう。

そうして、チャンチャンチャンと素早く行われるカット。長さ調整などは適当な感じもしますが、こちらが心配になるような事は一切ナシ。

ただ、問題は退店時に起きました。「お疲れさまでしたー!」と言われましたが、ブローはナシ! なんと、カットのために毛先を霧吹きで濡らした状態のまま、退店を促されるではありませんか…。

「これから合コンなのに…」そう、美容院のノリで入店しましたが、乾かす事すら省かれた1,000円カットは、デート前などには不向き(これはHPにも書いてありました)。毛先だけなら風邪をひくこともないか…と、仕方なくそのまま退店しました。


■ 男女&美容師の評価はいかに?

そうして退店した私は、その足で合コンへと向かいます。場が暖まってきたところで、みなさんに質問を投げかけました。

「実はさ、私さっき1,000円カットで髪の毛切ったんだけど、どうかな?」

一同「へ?床屋?」と固まっていましたが…。
「気付かなかった」
「綺麗に切れていると思う」
「全く問題ない!」
と、意外にも評価は上々でした。元の髪型がロングヘアーだったからか、「えー!?凄い雑に切られてるよ!」というリアクションもなし。1,000円カット、優秀です。

その1週間後、長年お世話になっている美容師にも、実際の髪の毛を見てもらい評価をしてもらいました。

「ロングヘアは前のカットが残るから、よっぽど技術がない人でない限り、おかしな事にはならないもの。しかし、今後1,000円カットに通い続けたら、どうなるかはわからないよ」

「カットの経験数は多いわけだから、その辺の美容師よりも技術はうまい可能性はある」

「美容院はお店とお客さんのニーズのマッチングが大切。カウンセリングを省くということは、そこを無視しているわけだから、毎回運次第というのは、怖いよね」

さすがはプロ。一味違う回答がもらえました。

個人的には、髪を切ったことによりスッキリはしたものの、髪に対する愛着はなくなったというのが率直な感想です。美容院を出たあとの、髪が綺麗な事による“今日の私って最強”感が無いのです。

また、前髪カットはやはり失敗している気がしました。自分の指示もあいまいだったとは思いますが、そういう微妙な指示ができない人は、失敗を覚悟して行くべき場所なのだと思います。

美容院は苦手という人は、1回行ってみるのも良いですが、思い切ったヘアチェンジの際には慎重に、というのが経験者からのアドバイスです。(おおしまりえ)


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おおしまりえ

おおしま りえ

雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。鍛えられた観察眼で男女の違いを研究し、恋愛コラムを執筆中。ブログ