アラフォー女子の結婚報告に、周りの独女はどう反応するか?半年の交際で結婚するマチコさんは39歳。相手は借金もなく、特に突っ込みどころのない同じ年の会社員だ。マチコさんの彼氏いない歴は10年。まったく男っ気のない30代を過ごしてきた彼女は、結婚したことを独女の友人に伝えるのがちょっと怖いのだという。

「私自身、独女の友人の結婚は心から喜べなかったんです。『また置いて行かれた!』と悲しかったり、悔しかったり、モテない自分がトコトン嫌になりました。かといって、日経ウーマンでみるようなキラキラした仕事をしているわけでもないし、貯金も手薄。一時期は生きている意味が無いと思って、自暴自棄になっていました(笑)。だから、まさか自分が結婚するとは思っていなかったし、周りの独女たちも私は結婚しないと思ってたんじゃないですかね」


実際、結婚の報告を独女の友人にしたときはどうだったのだろう。

「確実に目が泳いでいました…気持ちはすごくわかります。彼氏いない歴二桁の人に置いて行かれるなんて、私が彼女でもそう思いますよ。しきりに7年前に別れた元カレとの経験を元に、私の結婚が続くよういろいろアドバイスしてくれて。複雑な気持ちになりました」(マチコさん)


同じく39歳で結婚した彼氏いない歴5年のヒトミさんは、結婚後半年で妊娠した。小さな手作り雑貨屋を営んでいて、店の情報をブログなどで発信しているが、夫婦や子供ネタが多くなることを良しとしないなじみ客もいたという。

「『幸せアピールはどうかと思う』ということをチクリと言われました。夫婦だから幸せ、独身だから不幸だなんて思ったことないのですが、その方はそう思っているのかもしれません。その発言が気になってしまって、あまり更新もできなくなってしまいました」


マチコさんもヒトミさんも、独身時代は周囲から勝手に最後の砦と思われて、安心材料にされていた感じがあったという。ヒトミさんはその時、「結婚している、していない」「彼氏がいる、いない」だけで女性の価値を図っていることが、苦しそうだと感じていたと言っていた。

一方、マチコさんは40歳を前にして、その価値観にがんじがらめになっていたことを自覚。「50歳で結婚する」と目標を引き上げた1ヶ月後に、彼と出会い結婚したという。やっかみで良い反応をしないわけではない。ただ、みんな異性に選ばれる女は価値があるという、間違った尺度に縛られて苦しいだけなのかもしれない。(北村美桂)


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北村美桂

北村美桂

企業のWEBコンテンツアドバイザーや講師・ライターのほか、戦国時代と柴田勝家が好きすぎて「カツイエ」という戦国メディアを立ち上げ運営中。初心者向け戦国イベント「名古屋歴史ナイト」も主催。