クールで無口な男を落とすには、どういう手が有効?古くは『ときめきトゥナイト』の真壁俊に代表される二次元キャラから、最近ではストイックすぎる俳優・西島秀俊まで。クラスの女子の中に必ずジャニーズ好きがいるように、「クールで無口な硬派男子が好き」という女子もまた昔から一定数存在している。

だがそういう男子は、ほぼ確実に恋愛面においてもとっつきづらいのがお約束。親しくなるにしても突破口がなかなか見出だせない厄介なタイプでもある。では無口なぶっきらぼう男を落とすには、どういうアプローチが有効なのだろう? これまで数多のクール男子たちを落としてきた経験者に、その秘訣を教えてもらった。


■ 受け身でいる限り“奴ら”との恋は始まらない

「小学生のときに真壁俊にキュン萌えしたのがきっかけで、中学生のときは『幽☆遊☆白書』の飛影や『SLAM DUNK』の流川楓に恋して、高校時代は『片道切符』の武来くんの冷たさにドハマリ。最近だったら『君に届け』の真田龍も好き。とにかく二次元でその手のタイプに目覚めたせいで、リアルな男の趣味も完全にクール系、ぶっきらぼう系で一貫しています(笑)」

ハキハキとした口調でそう語るのは、アラフォーの今でも少女マンガ大好きな会社員の静江さん。彼女はこれまでの30数年間、明るく爽やかな好青年タイプには目もくれず、ひたすらにクール男子に恋をし、彼らを落とすことに情熱を燃やしてきたという猛者だ。

「10代の頃は空回りばかりでしたけど、場数を踏んでようやく攻略方法が見えてきましたね。まず、声を大にして言いたいのが“受け身でいる限り、奴らとの恋は始まらない”ということ(笑)」

静江さんいわく、クール男子に圧倒的に多いのが「シャイで奥手でプライドが高いがゆえに、口数が少なくなっているだけ」のタイプだそう。

「普段は冷たく見えて実はホットな情熱を内に秘めている熱血漢……という真壁俊のような男子は残念ながらなかなかいない(笑)。現実のクール男子は、単に照れ屋で不器用で口下手なだけ。恋にも受け身で相手から誘ってくれるのをひたすら待っている。だから女の側からアクションを仕掛けないと永遠に恋が始まらないんです」


■ ビビリな小動物を手懐ける気持ちで

確かにクール男子の方から積極的に「好きだ(壁ドン)」なんて展開はマンガの中でしかお目にかからないかも。じゃあ女子サイドから好意をアピールしてガンガン攻めていけば手っ取り早く簡単に落とせる?

「いえ、クール男子と距離を縮めようと思ったら、“一日一歩、三日で三歩”のスローペースでじりじり攻めていくのが鉄則。まずは目を合わせて笑顔で挨拶、次はちょっとした雑談、その次は彼自身に対する質問、次はボディタッチ混じりで雑談という感じで、数日~一週間単位でステップアップしていくのがいいですよ。臆病な小動物と仲良くなる気持ちで接するのがコツかな(笑)」

クール男子は照れ屋ゆえに人目を人一倍気にするそう。できれば周囲に人がいない、二人だけの親密な空間やSNSで距離を縮めていくのが理想的だそう。

「最初のうちは反応が冷たくても、『まあ不器用だからしょうがないよね』とめげずにボールを投げまくるのも仲良くなる秘訣。一ヶ月やっても彼の態度に変化がなかったら諦めますけど、一週間やってちょっとでも変化が出てきたら脈ありと考えて」


■ クールな寡黙男子は、そもそもおしゃべり女子が好き

といってもそもそも寡黙な人との会話は難しいもの。どんな風に会話のキャッチボールを続ければいいのだろう?

「コミュニケーションの基本ですけど、相手の得意分野について聞くのが一番手軽。彼の専門分野や好きなことについて、気軽なノリでまず質問を投げてみて。わからないジャンルなら『そうなんだ~』『うんうん』と相槌だけでOK。彼が乗ってきたら『私は☓☓が好きなんですよ』といった感じでほどよく自分の情報も開示していくと、無意識のギブ・アンド・テイク効果で向こうも興味を示してくれることが多い」

そもそも寡黙な男子は、自分とは正反対のタイプの女子に惹かれる傾向があるという。確かにに寡黙✕寡黙では永遠に恋が始まりそうにないが、どちらかが社交性を発揮して積極的に絡んでいけば距離も縮まりやすい。

「寡黙な男はたいがい自分の代わりに前に出てくれるような、明るくおしゃべりな女子が好き。それにクール男子って恋愛経験が少ない人が多いので、ボールを投げ続けるとわりと反応してくれるんです。気をつける点はプライドの高さをいじらないこと。皆の前で『○○の真似してよ』とか無茶ぶりはNG。クール男子に面白みを求めちゃダメ(笑)」

実は攻略方法さえマスターすれば、これほど落としやすいタイプもいないかも? 周囲に好みのタイプだけど距離が縮まらないクール男子がいる女子は、ぜひ今回紹介したテクの実践を!(小鳥居ゆき)


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小鳥居ゆき

小鳥居ゆき

女性誌・カルチャー誌を中心に活動するフリーランスの編集&ライター。少女マンガ、女性向けエッセイ、女性向けファッション誌リサーチ、サブカル畑などが大好物。