「30歳からのエンディングノート」バツイチ独身31歳。再婚はしたいけど、自分には結婚は向いてないなーと常々感じている筆者は先日、人生を考えさせられる出来事に遭遇しました。50歳の友達と飲んでいたら、彼が突然体調不良で救急車で運ばれることになったのです。

幸い大事には至らなかったものの、万が一の事があった場合について考えるキッカケとなりました。

・独身独り身
・家族とは疎遠
・親しい友人も少数
・自営業のため仕事内容を把握している人がいるか不明

置かれている状況的には、筆者も似たり寄ったりなのです。自分が突然死亡するようなことになったら、残された家族や仕事先には誰がどう連絡を取ったり、後処理をしてくれるのだろうか…。

そう思ったら、今流行の「エンディングノート」に興味が湧いてくるではないですか。「エンディングノート」とは死亡や意思疎通能力の喪失に備えて、自身の希望を記しておくというもの。アラサーからの万が一対策に、おひとり様人生を歩む可能性があるなら考えたい「エンディングノート」を実際に作ってみることにしまた。



■ 1冊買ってみたけれど…

まずはエンディングノートを既に記載しているという、独身友達に話しを聞きました。

「両親にこの話しを伝えたときは、なんだか縁起が悪いなと言われてしまいました。実際の作業では、SNSやインターネット会員などのID、パスワードを記入していくことが1番大変かな。改めて書きだすとけっこうな量だったので、これを機に一部のサイトは退会しました。作っている間は、自分が死んだときを想像して正直テンションが下がって泣きました。でも『これがあればいつ死んでも大丈夫」という安心感も少し出ましたね』(30歳マスコミ関連)

なるほど、安心感と不安が一緒に押し寄せるようです。ご両親のリアクションが切ないですね。ということで、筆者も早速本屋さんにエンディングノートを1冊買いに行きました。種類は豊富なようですが正直どれも内容は一緒、1番安くて薄いものを購入しました。

開いてみると、財産や連絡先が最重要項目なのかと思いきや、冒頭から「私のこと」と題した自分の健康状態や介護、延命の希望、葬儀の希望やペットの情報などが続きます。

何となく、私に万が一の事があったら親がなんとかしてくれる…と思っていましたが、本来エンディングノートが必要な人に親は既にいない可能性が多い。そのため、親族なら当たり前に知っていると思われる事も、書き出しておく必要があるのでしょう。

その他にも記入する項目は多いですが、正直なところアラサーには不要な事柄も多いです。健康状態や緊急連絡先は大切ですが、親族表なんてまだまだ不要でしょう。資産もわずかな貯金くらいなので、ザッと口座やクレジット情報を記載するくらいしかありません。

何より、この先の人生が基本的には長いであろう30代、情報が更新される可能性があります。書いてみて、エンディングノートだけに情報を集約しておくのは無理がある気がしました。変更があったら、修正することを忘れないようにしないといけません。


■ 意外と大事なパソコン関連

これでひとまず、仕事関連の情報や金融情報を記載し終わりました。続いては、SNSについてです。FacebookにTwitter、インスタグラム。筆者の場合はHPも持っているので、サーバー情報やアカウント情報を全て記載しておきます。

何かあったときにこれらを家族に見られると思うと非常に恥ずかしいですが、ニュースでも、本人が亡くなった後も存在し続けるネット上のアカウントは話題に上がります。30代のエンディングノートで1番重要なのは、ここなのかもしれません。

親や兄弟へのメッセージは後日にして、これでノートを綴るのは終わりにしました。

「エンディング」なんて大それた言葉だから、実はあまり自分事として考えていませんでしたが、実際にやってみたところ、一人暮らしの女性なら絶対やった方がいい!と感じました。

筆者は18歳から一人暮らし、そのため両親は私の仕事や交友関係を全く知らないのです。突然何かあったら迷惑をかけてしまうのは必至。かといって、現在の状況に詳しい恋人や友人を頼るのも迷惑な話しです。大人であれば、最低限の情報が分かるように「エンディングノート」を残しておくのは、ステキな気遣いなのかもしれません。

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この記事の執筆者


おおしまりえ

おおしま りえ

雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。鍛えられた観察眼で男女の違いを研究し、恋愛コラムを執筆中。ブログ