大切な人を亡くしたあなたへ お坊さんの話49山あり谷ありの人生、なんだか頑張れば頑張るほど、生きるのがシンドく感じられる時があります。バツイチ独身、今年で31歳。仕事に追われる日々を送っておりますが、本当にこのままでいいのだろうか……そんな弱い気持ちになる日があります。3日に1回くらいの頻度で!

それもこれも全て、Facebookを見てるせいなんじゃないかと思うほど迷っていたある日、ふと思いました。「そうだ!坊主バーへ行こう」。

最近密かに悩める女性の間で流行っているらしい、坊主バー。癒され、悟りを開けそうでいいじゃないですか…ということで今回は、四谷三丁目にある坊主バー「VOWZ BAR」へおじゃましました。筆者の人生の悩み、解決してくれないでしょうか!



■ 坊主バーって意外と楽しい

さっそく平日の21時、坊主バーの扉を開きます。ドキドキしながら中に入ると、店内はなんとほぼ満席。お客さんもスーツ姿の若い男女やカップルなど、いたって普通の方ばかり。バーとはいえ仏教を扱う場所だし…と緊張していましたが、和やかな雰囲気にホッとしました。

スタッフの方はみなさん“坊主”ということで、普段接する機会の少ないお坊さんにお酒を作っていただくという、不思議な体験ができます。店内には仏壇や仏具なども飾ってあり、今まではなんとなく見ていただけでしたが、その意味なども聞けたりするのはなかなか楽しいです。思わず悩み相談も忘れて、仏教トークに花が咲きます。


■ 説法の時間は空気が変わる

「い、いけない!悩み相談!」と思い出した頃、おごそかな空気のなか、説法の時間が開始されます。

このバーでは1日2回、説法の時間が設けられているようです。もちろんスタッフの方々との会話の中で悩みを吐露してもいいのですが、説法タイムに色々相談をし、新ためて仏教の教えをいただくことも可能です。

「何かお悩みのある方はいませんか?」という問いかけに、挙手する筆者。「人生何を選んで生きたらいいのか、迷ってばかりで…」と、恥ずかしながら相談してみました。

すると、「人生はどっちを選んでも後悔がついてくるものです。それを前提として生きるのがよろしいかと思います」と、非常にコンパクトでわかりやすい回答をいただきました。仏教の教えも併せていただくことができるので、興味のある方は、ご自身でお店に足を運んでみてください。

正直なところ「見ず知らずのお坊さんなんかに私の人生がわかってたまるか!」なんてひねくれた気持ちもあった今回の坊主バー探索。終わってみたら、仏教の世界がとても身近に感じられ、いいお話が聞けて、正直クセになりそうな場所でした。情報過多なせいか人間関係も複雑になっている現代。ホッと一息、普段と全然違う世界に浸りながら、お酒を飲むのもいいのかもしれません。(おおしまりえ

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