「女をリードできない男」は恋人として本当にダメなのか問題「やっぱり男はちょっとくらい強引なほうがいい」
「男の人にはいざというときはバシッと決めてほしい」
「デートのときくらいはちゃんとエスコートしてほしい」

女性の口からまあまあよく聞くこれらの言い分、あなたならどう思いますか? やっぱり「女をリードできない男」は恋人としてナシですか? リードしてくれる男性を好きになって結婚した女性、逆にそういったタイプの男に見切りをつけた女性、男性にリードされるのが嫌いな女性、それぞれに本音を聞きました。


■ 住む場所から休日まで、全部が彼のホームグラウンド圏内

「自分で考えることが苦手。誰かに決めてもらったほうがラクなんです」
そう言い切るのは、結婚2年目の会社員・雅代さん(34)。三きょうだいの長女として育ち、小中学校では委員長を務めるしっかり者だったという雅代さん。だが、そんな彼女が結婚相手に求めたのは意外にも「リードしてくれる頼りがい」だった。

「私自身はずっとしっかり者キャラだったんですが、何でもテキパキ決めてリードしてくれる夫と出会ってからはすっごくラクになった。多分、今までの反動ですかね。もともと人づきあいが下手なので、“とりあえず夫の後ろにおとなしくおさまっていればいい”という妻像がわりと自分にフィットしたのかも。あんまり、いまどきじゃないかもしれませんが」

結婚後は夫の地元に引っ越し。近所には夫の友達が大勢いて、休日に遊ぶ相手も夫の友達ファミリーがほとんど。結婚後の人間関係は仕事以外すべて夫つながりになったが、特に不満はない。

「だってもともと友達少なかったし(笑)。ニコニコ笑っていれば嫌われることもないですよ。リードしてくれる男性と付き合うと、迷うことが少ないからラクなんですよ。休みの日はどこへ行くか、家具は何を買うか、そういった決断を全部引き受けてくれるから。ただ、頼りになる反面、頑固で人の意見をあまり聞かないときもありますけど」

■「リード上手な男は遊び人」という悲しき事実

雅代さんとは対照的に、「リードしてくれる男を恋人に求めること」をきっぱりやめた女性もいる。医療従事者の亜沙子さん(29)もそんなひとりだ。

「25歳くらいまではずっと『最初のデートでもたもたする男と2度目はない!』くらいに思ってた。でも最近ようやくわかってきたんです。スマートにエスコートしてくれる男は遊び人なんですよ。色んな女の子と場数を踏んでたら、そりゃあリードも上手になりますよ! 遊んだりデートしたりする分には一緒にいると確かに気持ちいいんですけど、今は本気で婚活中なのでそういう男性は圏外。リードなんか下手でも料理や風呂掃除できる男性のほうがよっぽど好感度大です!」

リードできる男は恋愛経験豊富で遊び上手。残念ながら確かに一理あるだろう。一方で、亜沙子さんとは違うアプローチで、「男はリードしてくれなくていい」という結論に達した女性もいる。旅行代理店勤務の弥生さん(28歳)は「むしろ私がリードしたい」派だ。

「男性に“リードしてほしい”と思ったことは一度もありません。だって私のほうが常にリードしていたい性格だから(笑)。デートや旅行のプランニングも全部私がやりたい。今の彼は何事にもこだわりが薄いタイプなので『やっちゃんの好きにしていいよ~』と丸投げしてくれるからすごくしっくりくる相手。男だから、女だからとか関係なしに、リードなんてしたいほうがすればいいのでは?」

そう、世の中にはリードしたい女性もいれば、逆にリードしたくない男性もいる。どちらがどうリードするかなんて、個々のカップルごと、場面ごとに切り替えていけばいいのだ。「男だからリードすべき」「女だから従うべき」といった性別で役割にとらわれる必要はない。男性への過剰なリード願望を捨てると、女も男もきっと今よりもっとラクになれるはずだ。(小鳥居ゆき)

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