「ウエストゴム」はアリ?ナシ?近年ジョガーパンツなど〝大人カジュアル〟の流行により、ウエストゴムのボトムスがすっかり市民権を得ている。実際に愛用している独女も多いと思われるが、いくら流行でも楽をしてオシャレをしているような、後ろめたさを感じることはないだろうか? 

そこで「ウエストゴム」についてアンケート調査を行い、実際の使用率などを調査してみることに。

■ 今や90%の女性がウエストゴムボトムスを持っている!

まずウエストゴムのボトムスを持っている人の割合について調べてみると、「持っている」人の割合はなんと93%! もはやほとんど全員が持っているといっても過言ではない。

しかし93%の所持者でも、ウエストゴムについての許容範囲は様々だ。まずその中の21%は「持っているがパジャマどまり。またはタンスの肥やし」と回答。一応買ったけれど履く勇気がないという独女も多いのだ。そしてさらに21%は普段着として着用はするが「デートにはNG」と回答している。やはり勝負どころでウエストゴムを履くということには、まだハードルが存在していることがわかる。

だが、残りの51%は普段着ハードルもデートハードルも超え、さらには「オフィスで着用」というハードルも超えた「どこでもウエストゴムOK」という人たち。この層が一番多いのだ。


■ ウエストゴムは「自分を律することができる方でないと常用は厳しい」麻薬アイテム?

次に回答の理由。まず「持っていない」「持っているがパジャマどまり。またはタンスの肥やし」と答えた人の意見はどれも辛らつだ。

「年齢とともにむしろゴムのボトムスは履かないよう 心がけている。でないと、どうしても楽な方に気持ちが行ってしまう」
「見られることはほぼないかもしれないが、ちらっと見えたときに恥ずかしくなるような恰好を出かけるときにはできない。 せいぜい部屋着」
「お腹に緊張感が無くなって肉がつく。自分の身体を甘やかしたらそこがオバサン化の始まりだと思う」

どれもこれも「ですよね~」としか言えないほど正論。そしておそらくウエストゴムをどこでも愛用している人でも、同調できるはずだ。そんな気持ちが表れている「愛用派」の意見はこちら。

「たまたま欲しいものがゴムだった。 とても楽で何着も買った。 ただ、太ったことに気付くのが遅れてデブった。 自分を律することができる方でないと常用は厳しいと思う」

ウエストゴムが楽なのは言うまでもないし、それが人気の理由という面はかなりあるだろう。実際愛用している人の理由でも一番多いのは「楽だから」であった。だからこそ、それに慣れるともう戻れなくなるという危機感。愛用している人でも何となく罪悪感があるのはそこだろう。手を出したら最後、ウエストゴムは麻薬のようなアイテムなのだ。

ちなみにそんな女性のウエストゴムについて、男性はどう感じているのか? そこで「女性がゴムウエストのボトムスでデートに来るのはありですか?」という男性への質問もアンケート集計してみた。

結果、「あり」は63%で「なし」は37%。半数以上は「あり」だが、「なし」も決して少なくない。正直微妙な結果となっている。ゴムウエスト愛用派の意見の中には「デートだろうがなんだろうが、私が着たい物を着るだけ。 そんなことで嫌ならこっちから願い下げ」という強気の意見もあったが、ゴムウエストを着用することに何となく後ろめたさを感じる人にとっては、そこまで開き直れない。

■ 「オシャレは我慢」の時代はもう終わってしまったのか?

今回の結果をうけ感じたのはまず、間違いなくゴムウエストがすっかり市民権を得ているということ。だがそれと同時にその楽なファッションに危機感を抱く人も一定数おり、男性でも決して少なくない数が「なし」としている現実も直視するべきだということも感じた。

かつて「オシャレは我慢」と言ったのは、ファッション評論家のピーコさん。ピーコさんといえば、街にいる女性のファッションを辛口コメントでチェックする「辛口ピーコのファッションチェック」が大人気だったが、コーナーは2005年に終了してしまった。あれから10年以上が経過しているが、今の楽なオシャレをみたらピーコさんは何というだろうか? もうピーコさんのように女性の手抜きしたオシャレを叱ってくれる人はいない。女性としてオシャレを楽しみたいという気持ちがあるのなら、我々は今一度、楽なほうに流れがちの流行についても自分を律する必要があるのかもしれない(橋口まどか

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