無気力が常習化する前に、自分ができるコトまだまだ暑い日が続く日本列島。暑さのせいにして、いろんなことをサボってしまう人もいるのではないだろうか。しかし、無気力が当たり前になっていけば、ほかのことまでどうでもよくなってしまう。

それがもっとひどくなると、仕事でミスをしてストレスが溜まっても、それをどう解消すればいいのかもわからなくなってしまうのだとか。

心身が健康な人には信じられないかもしれないが、自分のストレス解消法がわからない人という人はけっこう多い。

たとえば、ショップ店員のさきさん(32歳)は、「毎日、仕事が終わったらコンビニで適当に夕飯を買って、家でダラダラ過ごすだけ。ドッと疲れが湧いてくるので、何もやりたくないんです。早く家に帰ったからといってストレスが解消されるわけじゃないけど、家にいるのがいちばん楽だから……」

これといった趣味はなく、たまに友達から誘われて映画やライブに行ったりもするが、「それなりに楽しいけど、率先して行くかと言ったら行かない」と、さきさん。さすがに自分でもこれはマズイと思っているものの、打開策が見いだせないのだとか。

すでに脳がフリーズ状態の様子。さて、こうした場合はどうしたらいいのだろう……。


脳科学者の茂木健一郎氏の著書『脳と心の整理術-忘れるだけでうまくいく-』(PHP研究所)のなかに興味深い内容が書かれていた。茂木氏はひたすら“無”になって歩く「歩行禅」を提唱。歩行禅をすると、「脳の状態がアイドリング状態になり、感情や運動、記憶といった脳の中の各部位を繋ぐ中心的な役割を果たすデフォルトネットワークが働き、脳がメンテナンスされる。その結果として、脳がすっきりする」と言っている。これを実践して、まず体を動かしてみるといいかもしれない。

ところで、ふだん活動的な独女のみなさんはどんな風にリフレッシュをしているのだろう……。周囲で情報を集めてみた。

「恋愛映画やドラマでドキドキを体験する。ストーリーに感情移入して涙を流せば涙活にもなるし。恋愛の実践はしばらくお休みしているので、意識的に“ときめき”を与えて自分をキラキラさせる。週末だけ、会社には着ていかないタイプのファッションやアクセサリーを身につけて、違う自分になることも刺激になる」(ふみかさん/38才)

「平日は仕事に集中している分、休日は家にこもって録り溜めたお笑いのネタ番組をひたすら見まくり。お笑い好きな妹と情報交換してお笑いイベントにも行く。笑って、笑って、ストレス解消!」(ようこさん/38才)

「毎晩、仕事から帰って来たら近所の公園をジョギング。休日はジムで筋トレとヨガ。体を鍛えるとストレス解消になるだけでなく、健康だから風邪もひきにくくなったし気持ちも前向きになる。とはいえ、無理はせずに忙しいときやちょっとダルイときは休んでダラダラ。これも必要なこと!」(きよみさん/33才)

みなさんそれぞれに“楽しんで”リフレッシュしているのがポイントのようだ。それでも自分が楽しめることが見つからないなら、いつも元気な同僚や友達の趣味や興味があることをマネしてみるのもひとつの手段。無気力が常習化する前に、自分でケアしていこう。(パンチ広沢

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