一生の趣味になることも! 人生の辛い時期に夢中になったモノは?失恋、離婚、失業、喪失……など、誰でも人生のなかでは乗り越え難い、つらい経験をすることもありますよね。そんな時期、人はどんなものに支えられ、立ち直ることができるのか。独女通信では「人生で辛かった時期にどんなモノや活動に救われたか」「今もそのものへの興味は続いているか」について、アンケート調査を行ってみました。

■ 音楽にゲーム、語学、スポーツ、ペットまで。「心の支えになるもの」は千差万別!

多く見られたのが、音楽や芸能人に救われた…という意見でした。「韓国アイドル」「ある歌手にハマった。本人も頑張っていると思うと頑張れた」「10代の頃大好きだったミュージシャンに、再びハマりました」「収入が安定したらファンクラブに入るのを目標にして、達成できた。辛い仕事も笑顔で頑張り笑わせてくれる力がある」「羽生結弦さん。日々辛いので今も常に支えです」「お笑いライブに行って爆笑していると辛さが薄れました」など応援や鑑賞に夢中になる人もいれば、「ピアノ。当時は週末ご飯も食べず8時間ほど弾いていた」「楽器を演奏している時はすべてを忘れて没頭できた」など自分で演奏をして癒された、という人たちもいました。


ゲームや映画などのエンタテイメントを挙げる人も。「漫画、ゲーム、ラジオ。辛いときも自分の原点に立ち還れるものです」「映画。観ている間は自分の問題を忘れられた」「アーケードゲーム。メダルがたくさん落ちるとすっきりする」など。中には、「失恋後、引きこもりがちになったときにネットゲームに誘われてハマった。ネットの中ならコミュニケーションも億劫ではなかった」「ドラクエ10。オンラインで毎日遊ぶ異性がおり、心のオアシスです(変な関係ではない)」など、オンラインのコミュニケーションに癒された…という人も。

語学や心理学、活字に救われた、という人たちもいました。「中国語を始めた。現実を忘れて夢中になれた」「フランス語学校。週一フランスに通っている感じで、職場のつらさから逃れられた」「心理学。なぜ人はそうした行動を取るのかを理解することで、現実を受け入れられた」「自己啓発書。色々な考え方を吸収できた」「読書。子どもの頃から何かと本や活字に救われてきて、今も力になっている」など。珍しいものでは、「婚活地獄に陥っていたとき、同じような境遇の人の婚活ブログを読み漁っていた」「ネットサーフィンで見つけた『自殺したら三途の川を渡れない』話に救われた」などネットの情報が支えになった、という意見も。現代っ子らしい心の癒し方とも言えそうですね。

そのほか、「テニス。周囲に同レベルの人がいたので熱中できた」「新しい自分になるには、まず自分の体型や見た目からと思って運動を始めた」などスポーツに夢中になった人もいれば、「ちょうど捨て猫を見つけて飼うことに。猫のぬくもりは辛いときでも“この子を食わせるためにも頑張らなきゃ”と思わせてくれる」「友人と会うこと。辛い時期も理解していてくれるので相談しやすいし、私が気付いていないことも言ってくれる」など、ペットや友人付き合いを挙げる人も。「ひとり旅」「お酒、特にワイン」「仕事」といった意見も見られました。

■ 自費出版や俳優業にハマった人も。辛いときこそ「ライフワーク」を探してみよう

表現活動や創作活動に支えられた、という人たちもいました。「実家に戻りプーだった時、ふと見かけた劇団員募集に応募。大変だったが、逃げ出さずやり遂げたので仲間もでき、自信になった」「重い病気になった際、『コミケで小説を出すまで死ねない』という気持ちに救われた。今も原稿を書いたり自費出版本頒布イベントに出たりしている」「中学で村八分にあったとき、リレー小説を書いたりアニメにハマったり、“同好の士”と盛り上がることで、なんとか卒業にこぎつけた」など。必死で頑張った様が感じられるエピソードですね。

興味深かったのが、9割近くの人が「今もそのものへの興味が続いている」と回答していた点です。一部には「パタリとやらなくなった」「今も好きだけど、のめり込み具合は薄くなった気がする」といった意見もありましたが、ほとんどが「楽しんで続けている」「今でも毎日やっていて、もう習慣です」「ツライ時に支えてもらったお礼と思い、今も応援し続けている」といった意見でした。中には「続けて14年、老後の趣味にもなりそう」「短期でフランスに住んだり、日本に来た留学生に着付けをしたり、まだまだフランス愛は続いています」といった意見も見られ、辛いときの支えが一生の趣味やライフワークになっていくこともあるようです。

何が救いになるかは本当に人それぞれなのだな、と感じた今回のアンケート。「人の輪からはじき飛ばされたとき、生きる居場所を作ってくれた」と感謝の弁を述べる意見もありましたが、身近に夢中になれるモノや活動が様々にあり、気軽に参加できる環境があることは、今の時代のよさのひとつと言えるかもしれませんね。皆さんは自身が辛かったとき、どんなモノや活動に救われましたか?(外山ゆひら

<関連リンク>
「趣味は料理」というテッパンは本当にモテるのか?