ピンクを導入して“大人かわいい”秋冬ファッション暑すぎた夏、降りすぎた雨がひと段落したと思ったらすっかり秋本番に。少しずつ衣替えの準備を進めいている人もいるのではないだろうか。
芸術の秋は、おしゃれも楽しい季節だ。今秋の流行色はピンクらしいが、個人的にはややハードルが高そうな気がしている。

「流行を取り入れたい気持ちはあるんですが、蛍光っぽいピンクはド派手だし、淡いピンクは可憐過ぎて年齢に合わない。かといってくすんだピンクはオバちゃんっぽく見えるんじゃないかと……。私が着たら浮いてしまいそうな気がして、身につけるのに躊躇してしまいます」(まみさん・38才)

まみさんの気持ちに筆者は激しく同意。大人かわいくピンクを身につけるにはどうしたらいいだろう?そこで、スタイリストの角藤智美さんに聞いてみた。


「ピンクは流行に敏感な人なら夏くらいから取り入れ始めている人気のカラー。ですが、顔の近くにピンクを置くと顔色に影響するので注意が必要です。色白の人はもともと明るい肌色にピンクが反射して健康そうに見えるんですけど、色黒の人はかえって顔色がくすんで見えてしまうんですよね」(角藤さん)

おっと危ない! 地味目のくすみ系ピンクなら無難かもとシャツを買うところだった。これでは顔色のくすみと服の色で“不幸顔”になってしまう。
もし、色黒の人が身につけるなら、地色は白などの明るい色で、ポイント的にピンクが差し込まれているような服を選ぶと、ハイライト効果で血色が良く見えそうだ。

ピンクはいくつになっても女性が好むカラー。三十路を越えたら似合わないかもしれないという怖さもあるが、いざ身につけてみると心のどこかでテンションが上がってしまう。

「女性らしい格好をしなくちゃな、と思ったら意識的にピンク色の服を手に取ってしまうかも」という、えりさん(36才)もそのひとり。ふだんは積極的に取り入れたいとは思わないようだが……。

「着たいというか、買わねばならないような気持ちになります(笑)。でも、買ってみると案外イメチェンできていいんですよね」

もし、ピンク色の服を着るのに抵抗があるなら、アイテムをポイント的に使うのも“大人かわいく”演出できるコツ。ふだんモノトーンなど、落ち着いたファッションをしている人は、思い切ってひとつ加えてみてはどうだろう。

「ショッキングピンクは派手すぎて敬遠しがちですが、バッグやアクセサリー、ネイルに導入するとさりげなく流行感が出せていいです。ただし、多用すると奇抜でケバい“大阪のおばちゃん”みたいになるので注意(笑)。とくにネイビーとの相性がいいんですよ。今秋人気のネイビーのガウチョパンツに、ショッキングピンクの小物を合わせてみてはどうでしょう? それから、くすんだピンクは落ち着いて上品な色合いなので、ボトムに持ってきてもいいと思いますよ」

着慣れていないとハードルが高そうに感じられたピンクだが、こうしてアドバイスを受けるとすんなり取り入れられそうな気がする。さり気なくピンクを身につけて、ワンランク上の秋ファッションを楽しもう。(パンチ広沢

<取材協力>
角藤智美さんブログ「かっくきもの」
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