プロ直伝「このチョコにはこんな飲み物がオススメ!」チョコとホットコーヒーの組み合わせがおいしく感じられる季節がやってきた。コンビニには芋、栗、かぼちゃなど期間限定の商品が続々登場したり、ラ・メゾン・デュ・ショコラなど有名ショコラティエの新作発表があったりする。

通年楽しめると思っていたが、「チョコにも旬がありますよ!」というのは、通信販売会社フェリシモでチョコレートのバイヤーをしているみりさん。

「日本は湿度と気温が高くチョコには向いていない気候ですが、乾燥して寒い12〜2月になると品質はもちろん、艶が良いチョコが楽しめます。
真冬でも高級チョコは冷蔵庫にしまっておくと思うのですが、出してすぐ食べてはいけません。常温に戻してから食べると持ち前の“口どけ”がより良く感じられますよ」

個人的にはコンビニやスーパーで手に入るのも、有名ショコラティエのものも大好き。今シーズンのトレンドはどんなチョコなのだろう。


「私はチョコを求めて世界中を飛び回っていますが、世界的に見ても今シーズンはホワイトチョコをラズベリーやマンゴー、お酒などいろいろな素材と合わせ、ミルキーなハーモニーを楽しむアレンジチョコが人気ですね。

それから日本では、一部のショコラティエだけでなく、大手メーカーでもカカオ豆から厳選して焙煎、磨砕、調合、成型まで一貫製造する“bean to bar”を始めています。日本にもかなりチョコの奥深さが浸透してきた証拠ですよね。産地や品種がレアな豆、万人に愛される安定した味の豆、フェアトレードの豆など、どんな豆を選んでいるかでショコラティエの意思みたいなものを感じられるんです」

ちょっと敷居が高いbean to barも、原料のカカオ豆でチョコを選んで食べてみれば違った楽しみと発見が得られそうだ。

また、ゆっくりとチョコを楽しむには、飲み物の選び方も大切。個人的には酸味のあるコーヒーに合わせるのが好きなのだが、みりさんの意見もぜひ参考にしたい。

「イタリアのジャンドゥーヤはエスプレッソ、ベルギーチョコならミルクをたっぷり入れたコーヒーとの相性が抜群です。フランスの上品なチョコはそのまま全力で味わいたいですが(笑)、ウイスキーやシャンパンなどお酒に合わせ大人の楽しみ方をしてもいいと思います。お酒に合わせるならビターなチョコがいいですね。また、さまざまなフレーバーを楽しむことができるイギリスのチョコは紅茶が合いますよ」

チョコにお茶⁉ と思うかもしれないが、これがけっこういけるらしい。

「日本茶だとほうじ茶が比較的合うと思いますが、甘めのチョコとの相性がいいです。中国茶好きの私としては東方美人茶(台湾茶)もおすすめしたいですね。逆に合わない飲み物は、キーンと冷えたビールやジュースです」

少しずつ飲むウイスキーやシャンパンと違い、グイグイ飲むビールやジュースは口の中が冷えてしまい、口どけが悪くなるのだとか。

ただ単純においしさを楽しむだけでなく、リラックスさせてくれたり、もうひと頑張りしたいときのカンフル剤にもなるチョコレート。わずかな旬の間にたっぷり堪能したい。(パンチ広沢

・チョコレートバイヤーみりの世界の果てまでチョコレート!ブログ
http://info.felissimo.co.jp/chocoblog/

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