若い世代は抵抗感ナシ!? 今どきの〝出会い系事情〟を探る「最近、若い世代でマッチングアプリが盛り上がっている」

そんな噂を耳にしたのはつい最近のことだった。「マッチング」と英語で書けば印象が変わるが、要するに日本語で分かりやすく言うと「出会い系」だ。

アラフォーの筆者が抱く出会い系のイメージは正直いって非常によくない。インターネット黎明期にあまた出現した出会い系サイトだが、利用して恋人ができた人でも「出会い系サイトで知り合った」と公言するのは、どこか気恥ずかしさがあったはずだ。その後出会い系サイトを宣伝するような内容のメールがランダムに送り付けられる事態が多発したり、さらには出会い系サイトを通じて犯罪に巻き込まれたりという事件も。すっかりイメージは悪化した。

にもかかわらず、最近の若い世代に受け入れられているという出会い系、いやマッチングアプリとは、一体どういうものなのか? 


■ 街中ですれ違ったあの人は、もしや運命の人!?

まず当然ながら「マッチング系アプリ」が「出会い系サイト」と違う点は、スマホなどにインストールをするアプリケーションソフトという点。つまりスマホさえあれば利用することができ、さらにはGPS機能と連携するなど、今までにない仕掛けを楽しむことができる。

その利点を最大限に活用しているのが、噂を教えてくれたサホさん(25歳)が利用している「CROSS ME」というアプリ。簡単にシステムを説明すると、スマホのGPS機能によって、街中などで登録している男女がすれ違うと、自分のタイムラインに異性の情報が表示される。そこで気になる人がいたらハートマークを相手に送ることができ、相手からも返ってくればマッチング成功。そこでメッセージのやり取りが可能になるそうだ。

「メリットは自分の職場近くなど、行動範囲が一緒の人と出会えるチャンスが増えること。あとは最初の1歩のハードルが低いのもいいですね」(サホさん)


■ 〝焼肉を食べたい〟という大義名分でマッチング成立!

ほか「CROSS ME」以外に盛り上がっているマッチング系アプリの情報を調べてみると、数年前から「肉会」という焼肉マッチング系アプリというものも話題になっていることが判明。

こちらは焼肉をおごってあげたい男性ペアと、ごちそうになりたい女性ペアをマッチングするというもので、Facebookと連動しているのが特徴だ。何といってもマッチング系といいながらも「焼肉を食べる」という大義名分が出会いの敷居を限りなく下げているのが勝因だろう。

今回記事にするにあたって「こういうアプリがあったら、利用したい?」と何人かの女性に聞いてみたところ、「『焼肉を食べる』という理由付けがあれば、確かに行ってみたくなる」「Facebookなら誰でも利用しているので、その時点でも敷居は低くなるよね」と、おおむね好意的なコメントだった。


■ マッチング系アプリはSNS感覚なので抵抗ナシ!

「CROSS ME」や「肉会」を利用する若い世代の女性たちに、一つ上世代が感じる〝出会い系〟に対する嫌悪感はないようだ。

「私の周りにはTwitterなどのSNSで知り合って結婚しているカップルって多いんですよ。マッチング系アプリもそれと同じようなSNSの感覚ですね。だから抵抗もないし、使っていることを公言するのも恥ずかしくないです」

こう話すのは前述のサホさん。つまりSNSを通じてコミュニケーションをとるのが普通という20代の男女にとっては、マッチング系アプリは〝出会い系〟というより一種の〝SNS〟感覚なのだ。極端に言えばこれで恋人を作る必要もなく、〝つながり〟ができればOK。ある意味出会いの敷居がとても低いのだろう。

そう考えるとSNS世代の若い男女がマッチング系アプリを楽しむのは、自然なこと。うーん、なんだかとても楽しそう。興味がある方はぜひ利用してみてください(橋口まどか)。

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