教えたがりのウザ男「マンスプレイニング」の対策法は?「君は知らないだろうけど、これってこういうことなんだよ」

こちらから頼んでもいないのに突如上から目線で「教えてあげる」といわんばかりに講釈をたれてくる男性、わりとよく見ますよね? 実はあの現象には、「マンスプレイニング」という名前があることをご存知でしょうか。

■ 女性限定で「説明してあげる」と優位に立ちたがる

マンスプレイニング(Mansplaining)とは、“man(男性)”と“explaining(説明する)”をかけ合わせた新語。ざっくり意訳するなら「説明したがりのウザ男」というところでしょうか。相手が女性とみると「僕が教えてあげるよ」と上から目線でマウンティングを取ってきて、「俺のターン!」とばかりに得意げに解説をはじめる。

そんな男性の行為に「マンスプレイニング」と名前がつけられたところ、瞬く間に世界の女性たちが「わかるわかる!」と共感。2008年頃から同時発生的に使われるようになったといわれており、アメリカでは2014年に「mansplain」としてオンラインオックスフォード辞典に追加されました。


この「マンスプレイニング」、もうお察しかもしれませんが、つまりは男性による女性差別です。自分がそのトピックについて中途半端な知識しかない、それどころか相手の女性のほうが詳しい知識を持っているかもしれないという状況でも、「彼女」たちを見下して、「自分(男性側)のほうが詳しい」という前提で話を始める。

これ、リアルな世界ではもちろん、TwitterなどのSNSでもよく見るケースですよね。背景にあるのは「女はものを知らない」と決めつけ、「助言をあげる」側になって優位に立とうとする男性側の差別意識なのです。

■「マンスプレイニング」に対処する2つの方法

ではこの「マンスプレイニング」にどう対応すればいいのでしょう? まずは女性側が「あ、これってマンスプレイニングなんだ」と自覚することが出発点です。もちろん本当に教わるに値する内容なら耳を傾けることが大事ですが、明らかに「マンスプレイニング」だと気づいたら、スパッと簡潔に会話を打ち切るのがまずは手。その他、会話を切り替える、他の人に話を振る、席を立つなどの行動で、「これでおしまい」とメッセージを送りましょう。

あなたのほうが知識を持っている分野なら、「それはこういうことですよね」とさらっと伝えるのもいいですね。ニコニコと耳を傾けていても、相手を増長させるだけ。もしあなたにもう一歩踏み込める勇気があるなら、その男性も含めた複数の人がいる場で「最近聞いたんですけど、“マンスプレイニング”って知ってます?」と話題を出してみるのもいいかもしれません。「もしかすると俺もそういうことある?」と男性自身の自覚を促すきっかけになる可能性もあるでしょう。

女性側が一方的に我慢を重ね、ストレスをためる必要はありません。対処法が頭に入っていれば、職場や身内の説教男のウザさも少しは和らぐはず。次からは、ぜひこの新しい言葉を思い出してみてください!(小鳥居ゆき

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