「ゴロゴロしたい!」超多忙な既婚女性の年末年始とは?何かと慌ただしい年末年始。とはいえ独女は気楽なもので、大掃除もしなければ年賀状もSNSで済ませ、実家か一人暮らしの家でゴロゴロ……なんていう人も多いだろう。もちろん独り身の寂しさは身に染みるが、家族に囲まれて幸せそうにみえる既婚女性たちの年末年始はどうなのだろう? 一言でいうと“とにかく忙しい”というのが現実のようだ。

■ 夫の都合により、書く年賀状は600枚超!

「何だかんで10月くらいからずっと年末年始は忙しい」と語るのは、幼稚園の子どもを持つハナコさん(36歳)。なぜ10月から? 

「10月に入るとママ友たちでハロウィンパーティが企画されます。それに向けて子どものコスチュームを仕込み、パーティで盛り上がる。11月はそろそろサンタさんのクリスマスプレゼントを子どもからリサーチ。12月に入ると人気のおもちゃは売り切れたり値上がりするので、この時期からゲットするのが鉄則です。もちろんクリスマスや忘年会などの企画が動くのもこの時期。で、12月はクリスマスツリーやリース、家の外観のイルミネーションの仕込みがあり、年賀状作成、クリスマスパーティー、忘年会、大掃除、年末年始……と一気に駆け抜けて年が明ける感じです」

なんだか聞いているだけでクラクラしてくるが、とりあえずイベント三昧で忙しそうなことは理解できる。とはいえこれは好き好んで忙しくしているだけでは? という気もするが……。


一方ユミコさん(34歳)は「結婚して一番気が重い年末年始のイベントは年賀状」だという。

「夫の会社の慣例で、仕事関係だけでも500枚くらいの年賀状を書く必要があるんですよ。もちろん1枚1枚全部手書きのメッセージ付きで、元日必着。それと親戚や友人も合わせると600枚くらい。もう12月になると憂鬱で仕方ありません。独身時代なんか1枚も年賀状書かなかったのに!」

ちなみにユミコさんが600枚の年賀状を書くのには約1週間かかるという。数年前喪中だった時は「不謹慎だけどラッキーだと思った」そうだが、気持ちは分かる。

■ 夫の実家へ帰省しなくても既婚女性がゴロゴロするのは困難

既婚女性の年末年始の大変さといえばよく話題にのぼるのが、〝旦那の実家への帰省〟。義父母には気を使い、交通費等々でお金も使う。もちろんゴロゴロするなんてとんでもない! というイメージだが、はたして現実は?

「ゴロゴロできないという意味では、別に義父母の家だろうと自分の家だろうと年末年始にそんな暇はないですよ。特に子どもが小さいうちは、普段でもゴロゴロできない。特に自分は仕事をしているので平日はもちろん、土日も普段できない家事や子どもとの時間で終ってしまいます」

こう語るのは2人の小さい子どもを持つママ、ヨシコさんだ。確かに家事や育児は仕事と違い、年末年始だからといって休むわけにはいかない。自分の家にいようが義父母の家だろうが、家事や育児は同じように続くのだ。

また、同じく2児のママであるチエさんは「少数派かもしれませんが、夫の実家への帰省は結構楽しみ」だという。

「そりゃ気は使いますが、義母が『子ども見てあげるから、バーゲンでも行って来たら?』と、言ってくれるんですよ。半日くらい1人でショッピングするのはめったにできないので、それが本当に楽しみ。まあうちは義父母との関係が良好だからかもしれませんけどね」

「1人でショッピング」にここまで幸せを感じる既婚女性の感覚が、イマイチ理解できない独女もいるかもしれない。とはいえ子どもを連れて自分の服を見て周るのは、確かに大変そう。チエさんのように義父母との関係が良好なら、そういったメリットもあるようだ。

■ 孤独だけど自由、孤独じゃないけど不自由……それぞれの年末年始

既婚女性の方々に聞いた「年末年始大変なこと」。そのほかだと「勉強が大変」という小学生ママの意見も。中学受験の人は今が追い込みシーズンなのだという。

とにかく年末年始がものすごく忙しそうな既婚女性の皆さん。独女からみると「でも家族がいるし、幸せそう。こっちは一人だし」と思うが、既婚女性にとって独女は「でもゴロゴロできるし自由でしょ? こっちはこんなに大変!」と思うだろう。みんな結局、ないものねだりをしているだけ。年末年始が素直に楽しいのは、子どものうちだけなのかもしれない(橋口まどか)。

<関連リンク>
年末年始の帰省を渋る独女必見!「結婚まだ?」攻撃に打ち勝つ方法