リピ必至だけど、汚れが気になる…ニット帽の洗い方冬のおしゃれアイテムの定番ニット帽。ファッションのアクセントになるだけでなく、防寒具としても優秀。かくいう筆者もヘビーユーザーなのだが、一日中被っていると帽子の中が蒸れたり、飲食店で食事をしているうちについたタバコや油の臭いに悩まされることも…。さらに皮脂や整髪料、ファンデーションがついてしまって汚くなったりもする。

臭いの問題は陰干しや消臭スプレーでごまかせたが、汚れはどうにもできずにいた筆者。いろいろ調べていくうちに、自宅でも簡単に洗えるということがわかったので、お気に入りのアラン模様の黒いニット帽を洗ってみることにしよう。


まず最初に大切なのは、ニット帽についている取り扱い表示をチェックし、自宅で洗うことができるか判断することだ。

2016年12月から、これまで日本独自規格(JIS)だった表示が、国際規格に沿ってあたらしいJISに変更された。洗濯の際に必要な洗剤や温度、洗うときの強さ、脱水や乾燥方法まで細かく記載されているので、きちんと確認して、自宅で洗えそうにない場合はクリーニングに出す方がいいだろう。

色合いや風合いを損なわずに洗うには、洗剤も慎重に選びたいところ。おしゃれ着用の中性洗剤が良いが、自分のニット帽が洗えるものか念のため確認しよう。

筆者のニット帽はアクリル70%、ウール30%、洗面器のマークがついていて「手洗い」と「30」が明記されていることから、30度以下のぬるま湯か水で洗うべきということだ。これなら洗濯機の手洗いモードやドライモードで簡単に洗うこともできるようだが、絶対失敗したくないので、あえてアナログな方法で丁寧に洗ってみる。

ザブザブと洗う前に、ニット帽の汚れが目立つ肌や髪が当たる部分に直接洗剤の原液を付けて軽く叩いてなじませよう。このひと手間で汚れがスッキリ落ちやすくなるのだ。ただし、ものによっては色落ちしてしまう場合もあるので、帽子の裏側の目立たない部分に原液をつけて5分程度で待ち、変色するかテストしてみるといい。

次に洗面器に洗剤を指示通りの濃度に溶かしたぬるま湯を入れ、ニット帽を沈ませる。手間を考えれば水道水でも良かったが、ファンデーションや皮脂が落ちにくそうなのと、手がかじかむのが嫌だったのでぬるま湯にした。

優しく押す、浮かすを繰り返す“押し洗い”を30回ほどして、洗濯機で脱水。その間にすすぎ用のぬるま湯を用意し、押し洗いですすぎと脱水を2回繰り返す。

最後の脱水が済んだら、タオルで水気を拭き取り、形を整えて風通しのいい日陰に置いて平干しをする。とはいえ、濡れた洗濯物を広げられる場所がない、というならピンチハンガーの支柱の上に洗濯ネットを敷くとうまく広げられるので参考に。

乾きにくいニットだが、冬にも関わらず乾燥した晴天だったため、1日干していたら乾いてしまった。ふんわりとして洗いたてのいい匂いがする。こう書き出してみると手順が多く面倒くさく感じられるかもしれないが、マフラーやニットなどもまとめて洗えばそれほどでもない。

ニット帽の一枚くらい、使い捨てでいい思う人もいるかもしれないが、愛着のある一枚は何物にも変えられない。だからこそ、メンテナンスをしっかりして長く付き合おう。(パンチ広沢

<参考>
ニットキャップの洗濯・洗い方|おしゃれ着用洗剤 アクロン|ライオン株式会社
ニット帽の洗い方 | マイカジスタイル

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